スポーツ界の名言集
(現役時代マスコミに追い掛け回されていた頃を振り返っての言葉)記者泣かせと言われたりしましてね。うまくできなかったんです。世間に対して、見栄えよく映ろうと思ったことは一度もなかったし、土俵に上がることだけが生きがい。それ以外は何を言われても構わない。本当の相撲ファンは、貴乃花が土俵で力を出し切ることを望んでいる。その人たちさえ喜んでくれたら相撲界の役に立てる。そう信じていましたからね
貴乃花
現在、日本人の横綱がいないということもあり、日本人の相撲離れが指摘されていますが、我々指導者が今出来ることを精一杯努めて行くことが、再び相撲ファンを呼び戻す力となると信じています
自分が土俵に上がること、それは自分が進んでいく道ですから、他人にいろいろと議論されることもないですし、左右されることでもないと思うんです
地方のように、住んでいる場所でその土地のものを食べることは大切だと思いますね。私は巡業などで地方に行くことも多くありますが、その土地で新鮮な食材を食べられる、それはとても幸せなことですし、自分の体が喜ぶのが判ります。それに何より人の温かさや情深さを感じます。そういうあったかい部分をずっと残していってほしいですね
貴 乃花
いい加減にするのではなく、良い加減を見極められるようになることが大切
決まるまでは、諦めちゃいけないんだ。その気持ちを持続すればレベルアップに繋がる
日本文化的な鍛え方というのは、やはり日本人に適していると思います。相撲というのはそれを長年続けながら強靭な力士を育てているので、例えば他のスポーツのようにすべてを西洋式に合理化してしまうと相撲本来の軸がずれてしまうでしょう。体力や技術といった表層的な部分だけでなく、(相撲を通して)いざと言うときにきちんと集中できる精神力が備えられるよう弟子たちを指導していきたいですね
ダーティーな相撲界でなく、ハッピーな相撲界にしたい。古き良きを知った上で、新しきを取り入れていく
最近の人は切り替えを上手にできない人が多いように感じます。相撲の場合、土俵に上がった時の緊迫感はどんなことより強く感じます。世界中探しても、出だしから頭と頭がぶつかり合う競技なんてあまり見ないんじゃないでしょうか。それぐらい油断が命取りになる競技なんです。そういった緊張感の中で精神力を鍛えるのが相撲の鍛錬です
相撲もサービス業として成り立たなくてはいけません。例えば前回の大阪場所では、女性ファンに向けて和装で相撲を見ようという呼びかけを行い、また私自身も、場所中15日間毎日1時間程会場玄関でお客様のお迎えをしました。多くの方により楽しんで頂ける仕掛けは、いろいろチャレンジしたいですね
多くの人に相撲=国技と思って頂いているかと思いますが、実際のところ相撲は国技として認定されている競技ではないんですよ。ただ、相撲というのは神道の神事の一つで、その教えを汲んでいるのが相撲道です。古代より、慈しみを重んじる『大和心』を持つ日本人は、相撲道という、礼に始まり礼に終わる、目上の方を大事にする、きちんと挨拶をするなどが一般家庭でごく当たり前に行われていて、それを体型立ててすることなんです
彼(圭)が自分自身や自分のプレーに本当に自信を持っているかどうかまだ分かりませんが、自信がプレーに表れるようになれば、彼はもう一段レベルアップするはずです。大切なのは自分を信じることです。最高の選手に勝てる、しかも大きな試合でも倒せると信じることです
マイケルチャン
飲み込みが早いこともあれば、そうではないこともあります。個性は違うし、一人のプレーヤーに当てはまることが他のプレーヤーには当てはまらないこともあります