偉人の名言集
だが聖人は変えるとか変えないとかには耳を貸さない。
韓非子
ただ安定した治国を第一に考えるのである
功績のない者の地位が高く、苦労して功績のある者の地位は 低い。このようであれば臣下は怨みを抱き、臣下が怨みを抱くようであれば、亡びる
君主が法術を身につけて、それを実践し、亡徴があらわれた国々の君主に対して、強風を吹きつけ、大雨を降らせるならば、天下を併合することも困難なことではない
亡徴(ぼうちょう)… 滅亡の兆し
良い馬に引かせた堅固な車を五十里ごとに一つずつ配置し、それを中程度の普通の御者に任せて、できるだけ速く、できるだけ遠くに行かせたなら、王良に追いつくことも可能である。
そして千里の距離も一日で突破できるわけだ
他国を侵略するという大きな不義については、これを非難することがないばかりか、逆に褒めたたえ、正義であるという。
墨子
これでは正義と不義との区別を知っていると言えようか
他人に損害を与えることがより大きければ、その行為は一層、不仁であり、罪もそれだけ重いはずである
国や都が互いに攻め合わず、家が互いに乱し合わないことは天下の害であろうか、利であろうか。言うまでもなく天下の利である
他国に対して自国に対するのと同じ態度で接するのであれば、どうして国をあげて他国を攻めることがあろうか
兼愛をもって別愛に変えること
人の立場を非とするならば、必ずこれに変わる立場が必要となろう
互いに差別し合う別愛の立場こそが、天下の大害をもたらす根本原因なのである
多くの害が生ずる根本原因を探し求めるに、これらは何から生ずるのあろうか。
人を愛し、人を利することから生ずるのであろうか。
いや、そうではない。
人を憎み、人を損なうことから生ずるのである
名と実は必ずしも一致しない
儒家にとっても義は、それを実践することによって、初めて真の義となる
智は他者によって与えられたものであり、意は自らに属するものである
昔から今まで多くの国が滅んだ。それらは皆、戦争によって滅んだのである
人は誰でも富貴を欲して貧賤を悪むものである。
然らば、どうすれば富貴を得、貧賤を避けることができるか。もし尚賢が行われているならば、それは賢者となることによって、達せられるはずである
人を利するものを巧と言 い、人を利しないものを拙(せつ)というのです
天と鬼神と人民の福利に順応すること、それが智者の道である
天下に害を与えて、自分一人の名誉を求め、自分一人の勝利を得て、これを楽しむとは、何という道に悖った(もと)行為であろうか
※悖る… 道理に背く、反する
大国が小国を攻めるのは、いわば子どもの竹馬遊びのように疲れるだけで、何の実利もないのである
人が鬼神から福を得る道は、善を努める以外にはない
天下をもらったところで自分が死んでしまえば、天下を保つことはできない。
すなわち天下も身の貴きには及ばないからである
人は自分の長所によって身を滅ぼすことが多い
世の中は乱れて正しい道を求める者は少ない。
しかし美しい女を求める者は多い
乱はそれが起こる理由の根本を知ってはじめてよく治めることができる
天下において、戦争を好んでしばしば他国を侵す国は斉と晉と楚と越である
正義を行うということは、世間から嫌われず好かれるように振る舞う、ということではない
戦争を起こすのは多くは強国である。広大な土地を持ちながら、なお他国の土地を侵そうとする。
その為に多くの人民を殺し、多くの人民を苦しめる。人民の利を奪うことがどうして正しい道といえよう
武力で勝利を収めるということは、誠に不吉であり凶である
不足している者からさらにモノをとり、その分を有り余る者に重ねるようなやり方をすれば国は亡びる
為政者たる者は人民を幸福にすることを以て、政治の目的とすべきであるのに、人民の用を奪い、人民の利を廃して戦争を起こす者が多い
道義を行うのは名誉を得るためではない。人として当然のことである