侍たちの中で、鉄砲に対して未熟な者は、領地を没収し罪科に処する
島津義弘
武芸に凝って、ひとり働くことを好むのは、匹夫の勇といって、小心者の嗜みであり、大将の武道ではない
黒田官兵衛
槍・太刀・弓馬の諸芸を自から行なうのを、身分の低い者の仕事であるとして、自分で一度も行なわなかったならば、家来たちの武芸も進歩することがないだろう
君主や政府に奉職する者は、公正忠実に職務に励み、その職に殉じる覚悟がなければならない
川路利良
最近の役人の中には、自分の職務を二の次、三の次にして、いつも高位高官の家に出入りし、諸官庁の役人と交際し、巧みに自分の利益を図ることを務めとする、
ひとたび警察官になった以上は、従来のように袖の長い着物を身につけて、宴会に興じることは到底許されない
ゆえに父子が怨み罵り合うし、人を雇って働かせる者は美味い汁を与える
韓非子
軍を出すのに将軍の権力がはなはだ重く、辺境の地の守備長官の地位がはなはだ高く、彼らが専制して命令を思い通りに下し、許可を得ず直接事を為すことができるようでは、亡びる
私的な臣下が任官され、軍人の家系 の者は遠ざけられ、町での善行が取り上げられて採用され、官職での功績は捨ておかれる
不足している者からさらにモノをとり、その分を有り余る者に重ねるようなやり方をすれば国は亡びる
墨子
上司 の言う事を一から十まで聞くのではなく、それを実際に取り入れるかどうかは是々非々で臨むこと
野村克也
妬みはどれだけ買ってもいいが、恨みを買ってはいけない
岡野雅行
下士官、兵にして頭髪を伸ばしている者はみんな切れ、一週間の猶予をやる
山本五十六
中才は肩書によって現はれ、大才は肩書を邪魔にし、小才は肩書を汚す
下らぬ連中が非難しても、優れた人は意に介さない
デモクリトス
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