武田信玄の名言集
大将があまりに怒らなければ、家臣は油断をするものだ
武田信玄
信頼してこそ、人は尽くしてくれる
負けるはずのない戦いに負 け、亡ぶはずのない家が滅ぶのを、人はみな天命と言う。自分はそれを天命とは思わない。すべてやり方が良くなかったためだ
大将が善であれば、その部下も善である。上下ともに正しければ、戦いに勝ち、世の中に名前を知られるようになる。しかし、その器にもなく名声を好むことは、恥の根本である
やればできる!やらなければできないことをできないと諦める人は残念だ!
鏡で物を見るように、大将の私心をなくすがよい!
大将は同じようなタイプの人を好んで使うことを避けなければならない!
過ちが有りながら拾った勝ちは、やがては敵の勝利につながる!
強いところはよく強くし、弱いところはより弱くするのがよい!それは強いはもろいの裏返しで、弱いは柔軟の裏返しであるからだ
鬼をもあざむくほどの彦六が、あんな小男に討たれたのは、武運が尽きたのである。前々から、組み打ちの勝負次第で決着をつけると約束した以上、川中島のことは約束通りにしなければいけない。違約は武士として恥じるべき事、君子に二言はない。川中島四郡は今日より上杉家に差し上げよう
自分が死した後は上杉謙信を頼れ。また三年間を喪を秘せ
源四郎、明日は瀬田に( 我が武田の)旗を立てよ
もし、鳩が来ないときは危うい戦になる
厠を山と言う呼ぶのは、山には草木(臭き)が絶えぬから
勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分、十分の勝ちは大敗を招く下地となる
今後は、一人働きは無用である。足軽を預かっていながら独りよがりの行動をとれば、組の者は組頭をなくし、味方の勝利を失うことになるからだ
一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る
何もかもが思うようにいかない
老人には経験という宝物がある
大将たる者は、家臣に慈悲の心をもって接することが、最も重要である
戦は40前は勝つように40すぎたら負けないようにするべきだ
人間にとって学問は、木の枝に繁る葉と同じだ
独りよがりの行動をとれば、組の者は組頭をなくし、味方の勝利を失うことになるからだ
信頼してこそ 人は尽くしてくれるものだ
人材こそが強固な守りになる。情けは人の心をつなぐ事が出来る。しかし仇が多ければ結局は国を滅ぼす事になる
五分の勝ちであれば今後に対して励みの気持ちが生じ、七分の勝ちなら怠り心が生じ、十分つまり完璧に勝ってしまうと、敵を侮り驕(おご)りの気持ちが生まれる
自分のしたいことより、嫌なことを先にせよ。この心構えさえあれば、道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ
人を使うのではなく、その人の技を使うのだ
負けることのない戦に負け、亡ぶことのない家が亡ぶのを、人はみな天命と言っている。自分は天命とは思わず、みなそのやり方が悪いためであると思う。つねづねやり方をよくしておれば、負けることはあるまい
甘柿も渋柿も、ともに役立てよ
組織はまず管理者が自分を管理せよ
百人のうち九十九人に誉めらるるは、善き者にあらず
晴信(信玄)の弓矢は欲のためではなく、民百姓を安楽にするためだと民に知らせれば、わしが軍を進めるのを待ち望むようになる
人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり
戦いは五分の勝利をもって上となし、七分を中となし、十分をもって下となる。五分は励みを生じ、七分は怠りを生じ、十分は驕りを生ず
三度ものをいって三度言葉の変わる人間は、嘘をつく人間である
為せば成る 為さねば成らぬ成る業(わざ)を 成らぬと捨つる人のはかなき
風林火山―疾(と)きこと風の如く、徐(しず)かなること林の如く、侵掠(しんりゃく)すること火の如く、動かざること山の如し"
晴信(信玄)が定めや法度以下において、違反しているようなことがあったなれば、身分の高い低いを問わず、目安(投書)をもって申すべし。時と場合によって自らその覚悟をする
いくら厳しい規則を作って、家臣に強制しても、大将がわがままな振る舞いをしていたのでは、規則などあってなきがごとしである。人に規則を守らせるには、まず自身の言動を反省し、非があれば直ちに改める姿勢を強く持たねばならない
もう一押しこそ慎重になれ
一日ひとつずつの教訓を聞いていったとしても、ひと月で三十か条になるのだ。これを一年にすれば、三百六十か条ものことを知ることになるのではないか