大将が善であれば、その部下も善である。上下ともに正しければ、戦いに勝ち、世の中に名前を知られるようになる。しかし、その器にもなく名声を好むことは、恥の根本である
武田信玄
お前たち家来の間にも、気が合うか気が合わないかによって、仕置をする上に過ちができることがあろう。気の合う者に対して贔屓して、悪いことも善く思い、あるいは悪いと知りながら、自然とそれに親しむようになるものである。気の合わない者に対しては、善人をも悪人と思い、道理をも無理のように思い誤ることがある。気が合う家来、会わない家来とでは、仕置の上にもこのような私心ができてくるものであるから、みな、よく注意せねばならぬ
黒田官兵衛
真剣での勝負であれば、命のやりとりである。敗れた瞬間にあの世行きだ。なにがなんでも勝たねばならないのである
川上哲治
優れた外科医は人には真似のできない自分の型を持っているものです。それは一朝一夕には身に付かず、日々の努力の果てにいつしか自分のものとなっているといった類のものです。そんな優れた医師になるにはとにかく一歩一歩、小さなことを積み上げ、不断前進していくのみです
山高篤行
部下を叱ればいいというものではないし、褒めればいいというものでもない。経営者の目的は、組織を正 常に機能させること。そのためには優しさと厳しさの両面が必要だ
稲盛和夫
人は欠点に気づいたならば、即座にそれを改めなくてはならない。改める行為そのものが、人間にとって価値ある正しいことなのだ。間違っても、欠点を見て見ぬふりをして、状況を悪化させてはならない
ガンジー
自分の性格の悪さは、意外に自分では気づかない。なぜなら、人を不快にさせるその性格にも自分なりの言い分があるから。性格の悪さは、放っておくとどんどん増していく
小池一夫
成功の鍵は、的を見失わないことだ。自分が最も力を発揮できる範囲を見極め、そこに時間とエネルギーを集中することである。会社の価値観や報奨のシステムもこの考えを反映すべきである
ビルゲイツ
できることなら競争を避け、和気あいあいでいきたい気持ちは誰にでもある。しかし、自由経済の会社である以上、競争があり、競争するなら勝たねばならない。会社へ出てきた以上は、毎日が競争なのである。これをよく頭の中に叩き込むことが大切であろう
盛田昭夫
技術的に優れているだけでは、優れた発明ではない。他人が欲しがる技術が優れた発明なのだ。つまり重要なのは、有用性だ。有用性を持った発明をつくりださなければならない
エジソン
成功したいと思うなら自己中心的でなければいけない。だがもし最高のレベルに達したなら、自己中心的であってはいけない。他人とうまく付き合い、一人になってはならない
マイケルジョーダン
物事を迅速にしたいと、望んではならない。小さな利点に目をとめてはならない。物事を早く行うことばかり望むと、十分になすことができない。小さな利点にとらわれると大きな仕事が達成できない
孔子
賞誉されて忠孝に励む人は珍しくない。責罰されてもなお忠孝を尽す人物こそ真の忠臣孝子である。武士たるものが覚悟すべきこと、実にこの一点にある
吉田松陰
今は叩かれる時期なんだと思って、それに めげない。そして自分はそういうことをしないで淡々と生きていれば、必ず人徳がついてくる。そうすれば、その人徳が人の心に染みわたるようになって、人が集まるようになるんだよ
斎藤一人
人生の明暗を分かつものは、運不運ではなく、心の持ちようだ。苦しいときにこそ、明るい希望を失ってはならない。また、成功したときこそ、感謝の心、謙虚な心を忘れてはならない
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