盛田昭夫の名言集
アンテナを張れ!勉強は楽しんでやるものだよ
盛田昭夫
学校の秀才が必ずしも社会の秀才ではない
相手の電波が何チャンネルに合っているかを知って、その電波を出せば、ちゃんと受信する。それがコミュニケーションだ
黙っているほうが安全だという雰囲気は、非常に危険だ
仕事を思いきりしたうえで、さらに思いきり遊ぶことこそ、素晴らしいことだと思う
「欲がない人間」「好奇心のない人間」に用はない
「日本あっての世界」ではなくて、「世界あっての日本」なのです
トップが下を信頼しなきゃ、下が上を信頼するはずがない
まったく違う知識や考えを持った人と、まず対話できることこそ大事だ
(君に)辞めてもらっては困る。 君と僕が考え方が同じなら二人も要らない。違うから必要なんだ
日本人の中には、意見に食い違いが生じると、友情もそこまでと考える人が多い。しかし、欧米人は、相手を友達と思えばこそ、とことん議論し、徹底的に思うところを説明しようとする
働くということは、「傍(はた)」を「楽(らく)」にすることだ
企業を国際化するには、経営者自身が国際人でなければならない
重税を納めているサラリーマンは、全体としてみれば日本国の大株主である。いまや進んでわれわれの国を守るために、本当に動かなければならないときが来ている
問題が起きた時、部下を叱ったり、他人に責任を転嫁するのは無益
失敗は防ぎようがない。大切なのはその原因を突き詰めること。それは社員教育、会社の糧になるのだから
仕事を成すためには、双方の利益になるという、共通の動機をうまく利用すること
ものをつくらない社会は滅びる
スポーツのオリンピックには、よく言われる有名な言葉がある。「オリンピックは参加することに意義がある。勝敗は二の次である」というクーベルタンの言葉だ。しかし、我々のビジネスのオリンピックでは、悠長なことは言っておれない。参加することだけでは意味はない。参加する以上は、そのオリンピックで勝たなければならない
勝つためにはどうしなければならないか。それには、敵を知り、己を知ることがまず第一。要するに、自分には何ができるか、自分は何をやるのが一番得手なのか、自分のやっていることが上手くいっているかどうか、というように、己を知ることが肝心である
自分の権利を主張するためにも、まず評価されることが必要なのだ
ソニーに関係のあるすべての人に幸福になってもらうことが私の念願であるが、とりわけ社員の幸福は、私の最大関心事である。なんといっても社員は、一度しかない人生の一番輝かしい時期をソニーに委ねる人たちであるから、絶対に幸福になってもらいたい
人から学ぶということも大切です。他から学んだ知恵を実力として消化してください
非常に寒いニューヨークの冬に、三万台のラジオの在庫を引き取って一日かけて倉庫に運んだ。それがソニーアメリカの一日目であります
私は新入社員の入社式でいつも次のように言うことにしている。 ー 君たち、ソニーに入ったことをもし後悔するようなことがあったら、すぐに会社を辞めたまえ。人生は一度しかないんだ
座っていてボタモチを待っていてはダメなので、自力を発揮してボタモチを取りに行く欲がないような人間に、用はない
成功するかしないかは、ただ我々の意志の強さと努力にかかっているのだ
組織の秩序に組み込もうという態度はあらゆる個性的な能力を殺してしまう
商品を売り込む場合、まず商品知識をしっかりと身につけ、相手を隅々まで知り尽くして、初めて成功が約束される
人は誰でも種々様々な能力を持っているものなのに、どんな優れた能力があるかを知らずにいる場合が多い
本質を見失ってはいけない。見失うと、いつでも「改革」という美名のもとに大切な本質が失われる。変えるべきは変え、変えないべきは変えない
企業の経営者は、その事業に十分通じているひとでなければならない
人類には輝かしい未来があると私は信じている
トップが決断するのが責任ある行為。そしてトップはその責任をとらなければならない
技術の進歩は地球上全ての人々の生活を豊かにするものを信じている
うちの若いのが、キミの会社に転職するそうだ。どうかよろしく頼む
社長は自分がやると決めた事、ひとにやらせようと思うことを明確にし全責任を負わなければならない
自分を開発し発展していくためには、他人と同じ考え、同じ行動をしてはいけない
(オイルショック時にサンディエゴ工場のマネージャーへ)うちは絶対にレイオフしちゃいかん。利益が下がってもいいから、全員をキープしろ。その代わり、不景気の間を利用して社員教育を行う。
アイデアの良い人は世の中にたくさんいるが、良いと思ったアイデアを実行する勇気のある人は少ない
ソニーの技術力、販売力、経営能力のどれか、ソニーの知恵を利用できる分野があれば、それを利用し今後の発展性のある分野に進出してゆきたい
我が社はいつでも先駆者であります
私は、日本人一人一人は優秀な国民だと信じているが、広い意味での適材適所に配置する自由度がなく、ただ何々大学出とか高校出、中学出というようなことで人間を評価し、本当の意味の実力が使われていないため、非常な無駄になっているのではないか
否定面にとらわれる人間にかぎって、失敗の理由を一生懸命数え上げたがる。いったん何かに失敗したら、いくら失敗の理由を並べ立ててもはじまらない。失敗すれば、誰が何と言っても敗者である。この種の人間には、私は声をかけないだろう
ソニーなどという名に恋々とせずに会社を辞める勇気は今の人のほうがずっとある
個人は決して会社の所有物ではない
いくら性能がすぐれた製品であっても、お客様に買ってもらえなくては会社に何の価値ももたらさない
荒っぽい積極性、いわゆる日本流の腹芸は、技術革新の時代では毒にこそなれ薬にはならない。積極性の中に、細心の配慮と繊細な精神が行き届いていなければ失敗は目に見えている。青白きインテリはもっと困る。さらに手におえないのは、大学卒という看板で世の中を渡れると思っている連中だ
ソニーはトランジスタラジオを売り出したのは世界で二番目です。一番目の米国の会社は売れなくてすぐやめた。我が社は、「ラジオは一人一台必要だ」という考え方を売ったのです
新入社員の皆さんはソニーはよそと違った会社であることを、今から覚悟してほしい
ジャングルの中で生活する者は、スーパーコンピューターがある清潔な部屋で研究する科学者同様に技術に革新的になれる
米国企業は、長続きする財産を築くことより も、紙の財産をもてあそぶことに興味を覚え、四半期ごとの短期勝負に血道をあげている
忙しいし、やることはたくさんあるけども、別にそれで圧迫を感じたことはない。むしろ難しい問題があると勇気が出ます
私達はプライドが強いですから、ソニーはユニークであると言い続けてきましたし、事実そうだと信じておる。これは、我が社の、かけがえのない我が社の力だと思います
会社というところは、一番簡単に言うと、潰れる可能性のある組織だということだ。入ったばかりのときから縁起でもないというかもしれないが、君が入った会社でも、いつ潰れるかわからないのだ。まさかと思うかもしれないが会社は潰れる可能性を例外なく持っている。もし君たちが、会社からもらう給料以上のことを会社のためにしなかったら、会社はだんだんやせ細ってついには潰れてしまうことになる