一般人の名言集
女にとって、組織や役割なんて、いつでも脱ぎ捨てられるガウンのようなもの
岡本敏子
女は自分の中に子宮を持っている、自分で自分をはらむことは出来ないけれど、感覚として、自分を包み込むことは難しくない。だから女は一人でも生きてゆける
嬉しい人。凄い人。こんな男に女は鍛えられる
掌で撫でまわすように、細かいひだまでわかって、一体になりたい
いつでも私の胸に倒れ込んできていいのよ。私には用心しなくていいの
「女ってたいがいバカなんだよな。バカなんだけどわかっているんだ」っていいでしょう?わかっているのよ
「女は何のかんの言っても、所詮、金だ」なんていい気になっていると、結局、本当の女の魅力、凄みには遭遇できないものと、あきらめるべきね
みんな自分が大事で、痛いのは嫌。それでは生きている。という実感は掴めない
眼と眼を見合す。ほんとうに真正面から相手を見なければダメ
女には理屈では納得できない、独特の脈略というものがあるのよ
ときにまとっていてもいいけれど、そんなにしがみつくほどの価値とは思えない。おとこもそういうものはもうすこし気軽に考えて、中身の方をのびのびとふくらませてほしい
私は岡本太郎とともに五十年走ってきた。自分らしくとか、何が生き甲斐かなんて考えてるヒマはなかった。十分に、ギリギリに生きた。極限まで
本当に男は男で、女は女よ
弱くたっていい。そういう自分のまま、貫き通すんだ、と覚悟を決めるのよ
フェアにお互いを自立した男女関係を求める。だが最後は許してくれる女、抱き取ってくれる存在を信じている。それは闘う男の痛切な夢なのかもしれない
何が起こるかわからない。一刻一刻展開する。生きるって、そういうことでしょう
あんなに素敵な人がいたんだぞってことをもっともっとみんなに教えてあげたい。太郎さんのような人が本当に日本に生きていたってことは奇跡よ
瞬間を生きる。いまだけなのよ
「愛してる」なんて言われたことなんて、一度もなかった。でも、私にはちゃんとわかってた
やっぱり、女と男は、引き合うものだもの
自由である、ということが男の魅力の前提条件だ
恋人でも、御亭主や奥さんでもいいわ。ほんとうに、この人は、どんな顔をしているんだろ、どんなことを考えているんだろうかって、まじまじと見たことありますか?ないでしょう
男は考え違いをしている。一生懸命、無理して役割を果たしているのに、女はちっともわかってくれないと心外に思っているだろうが、私たちは、何もそんなことを頼んでいないのよ
こちらが女であることなど意識していない、そんな風でいい。ふと見返った視線のたゆたいに、あるいはにこっと笑った顔が思いかけず子供っぽく、女がゾクッとする説は色々だ
「恋なんて若気の至りだ」とか「いまさら、そんな」とか。なぜ? 八十や九十になって、若気の至りをやってはいけないの?
ずっと凄い人、いいなあとドキドキしながら、後を追って走り、時に抱きしめ、一緒に嘆き、笑い、ここまで来てしまった。一瞬もたるみはなかった
一人の女がこれだけ心の底から尊敬し、慕い、全存在を賭けているということは、男を力づけないはずはない。私は秘書として有能でもなく、芸術家でもなく、いい女でもなかったが、あらゆる瞬間に自分のありったけのものを注いだということは胸を張って言える。出し惜しみはしなかった
男と女は支えあって生きるのだ。本当にそう言い切れる、パートナーを持ちえた人は、人生の勝者です
私は胸を張って言う。この人に惚れずにいられましょうか
男の色気は年齢に関係ないのよ
男は力がなければいけない。私は何も威張ってろとか、暴力的であればいいといっているのではない。静かで、普段おとなしくても、存在感がある、という男に女は弱い
女性が、男の人のはなしに心から耳を傾けること、「うわぁ、素敵、それで?」と 眼を輝かして夢 を聞いてあげること。それだけでいい
恋なんて、人生の中では一番無目的で、危なくて、自分を投げ出さなければできないことなんですもの
たとえ地位や権力がなくっても、本当に大事で愛しいのは、お互いの裸、かけがいのない、いのちのありようだから
ほんとうは傍にいたい。二十四時間抱き合っていたい。でもそれが出来なくても、黙ってその人を感じている。その人が世界の中にいるというだけで、存在が充たされ、磁石の針がぴたっと一つの方向を指すように、心はその人に向かっている
恋愛っていうのは必ず片思いなのね
男と女が本当に見つめあい、付き合うというのは辛いことでもある。切ない。だって、別の人間同士なんだから
自分だけの問題なの。ありふれる愛を人から与えてもらおうと思っても、それは無理
いいじゃない、傷ついたって、楽しかろうと苦しかろうと、それが人生なんだもの
出会いがないという人は、出会ったことに気づいていないか、自分に都合のいい恋をしたいと、思っているだけなんじゃないかしら
もしかしたらこの人は、私のために身を捨ててしまうんじゃないか、という危険な香りをほのかに漂わせて近寄ってくる男がいたらこれは美貌よりも、権力よりも、勿論お金よりも、段違いに魅力的ね
女性たちは、自分が女として見られていると刺激されて、ハイになるのよ
お互いに相手を引き出すの。自分だけでは「自分」になれないもの
私の方を向いてくれなければとか、優しくしてほしいとか、そういうのは我欲ね。所有したいというのは、本当の恋じゃない
愛情があるかどうかを確認しないと、成り立たない関係なら、やめたほうがいいわね。彼のことを好きなんでしょう?いいじゃない、それで
賭けなきゃ。自分を投げ出さなきゃ、恋愛なんて始まらないじゃない
自分は自分で立っていること。そうでないと、いつまで経ってもその恋愛は虚しいままね
人類の有史以来、戦争がなかった時代は一秒もない
宮嶋茂樹
平和ボケより 戦争ボケ
(面白いコメントは写真を撮った後に考えるんですか?撮る瞬間に考えるんですか?)う~ん、自分の場合、同時です。『これを言いたいからこう撮る』とか『こう撮れたからこう言う』ちゅう違いくらいで、とにかく一緒にピンときます
僕は、一つの問題とか一つの地域を専門的に追い続けるカメラマンというよりは、自分の興味のあることにパクっと食い付くフットワークの良いカメラマンでいたいと思います
僕の写真に興味を持ってくれて、その結果誰かの不幸な環境が改善されるなんて事に繋がったら良いですけど
自分の撮った写真を持って国連や国会乗り込んで、「おら、こんな事が起こっとんじゃい」なんてことがいつかあったらすごい事でしょうけど。でも、始めからそんなこと期待し て撮ってるワケじゃないですから。そうなったら本当にスゴイことだけど、私の場合は好奇心ですよ。やっぱり。自分の目で見たい!
いつか撮れると信じるしかない。後は、他人様と違う発想すれば。他の人がいない方向へ行く。同業者とはちょっと違う発想すると比較的撮りやすいですよ
テレビで「事情聴取を開始した模様」なんて報道してたら、まず「これは48時間以内に逮捕があるか!?」なんて構えますね
テレビはつけっ放しですね。『電波はスピードが命』ですから、速報のチャイムが鳴ると振り返りますわ
私、この布団の上だけで生活してますから。メシ食うのも、原稿書くのも全部ココ
いい時 right time、いい場所 right place にいれば、それで仕事はそこそこ半分以上成功したようなもので、同じ時期でも違う場所にいたら全然ダメですし、同じ場所でも一歩遅れたり、一歩早すぎたら全然ダメなケースもあるんでね
フリーって言っても、本当、お金からはフリーになれないですからね
とにかく働け。ただそれだけ
社会経験がないうちから、自分は何かできると勘違いしている奴が多すぎる。事実、『張り込みは青春の無駄遣いだ』という名言を残して去って行った奴は、今はどこで何をしているというのか
沢田教一さんの言葉だったかな、「写真を撮るというのは、10本の指のうち、1本に過ぎないんだ」という名言があ ります。「写真を撮ることばかり勉強しても駄目だよ」という意味です
みんなピエロになるのを嫌がりますよね。ドジで間抜けなキャラクターになるよりも、格好いい、さっそうとしたカメラマンの方がいいですよね。私みたいなことを皆さんやりたがらなかった
カンボジアのPKOのときは、小さい船に乗って、本当にゲロにまみれて、現地まで行っちゃった。まあ、そういうやり方でないと、行かせてもらえなかったですし、撮りたいものが撮れませんでしたから
食えない時代は、いろいろと仕事をしました。でも、自分の撮った写真が、ヘアヌードと一緒に雑誌に載っているのが嫌で。だって、その雑誌が売れたとしても、「だれが写っているか」が問題で、僕の力ではないってことじゃないですか
売れないから、いろいろと考えましたよ。あと、効率よく取材に行かないといけない。一つの現場に長く居ればいいわけじゃない。そういうことを学習したんです
(なぜ当時の写真は採用されなかったのでしょう)独り善がりだったんでしょうね。雰囲気に飲まれるというか、特に自分の金を使って行っているんで、「必死だ」という気持ちばかりが強くなって空回りしていた
毎週週末になると、近所に住んでいた「フライデー」のカメラマンにお金を借りに行ったりもしました