大名の名言集
働き一両、考え五両、知恵借り十両、コツ借り五十両、ひらめき百両、人知り三百両、歴史に学ぶ五百両、見切り千両、無欲万両
上杉鷹山
父母の恩は、山よりも高く、海よりも深い。この恩徳に報いることは到底できないが、せめてその万分の一だけでもと、力の限り努めることを孝行という
人間は、いつも張り詰めた弓のようにしていては続かない
受けつぎて国の司の身となれば忘るまじきは民の父母
なせば成る
為さねば成らぬ何事も
成らぬは人の為さぬなりけり
してみせて 言って聞かせて させてみる
物を贈るには、薄くして誠あるを要す。物厚くして誠なきは、人に接する道にあらず
一村は、互いに助け合い、互いに救い合うの頼もしき事、朋友のごとくなるべし
国家は先祖より子孫へ伝え候国家にして我私すべき物にはこれなく候
人民は国家に属したる人民にして我私すべき物にはこれなく候
国家人民のために立たる君にし君のために立たる国家人民にはこれなく候
どんな決断であっても人に対する情けの心をもって判断すれば、その決断が正鵠(せいこく)を射ていなくても。やがて正しいものになっていく。
小早川隆景
仁愛のない判断は、たとえ才知が巧みであったとしても間違っている
※正鵠…物事の急所・要点
耐えるよりも解決しなさい
若い時は自分にとって嫌いなこと、難しいことに取り組むべきである。人生は長いのだから、山川を越えて自分を強くすること。 好きな事ばかり取り入れずに、むしろ、苦手なことに立ち向かっていくこと
急いでる時こそ、静かに心を落ち着けて書かなければならない
意見をしてただちに請け合う者に、その意見を保つ者なし。合点できぬことは何度も聞き返す者こそ、真の理解者なり
自分の心に合うことは皆、体の毒になると思え。自分の心に逆らうことは皆、薬になると思え
あなたは才智がはなはだ鋭く、一を聞いて十を知る。それに比べると私は愚鈍で、一を聞いてもその一にひっかかる。そこで、長く思案して決断するようになった
すぐ分かりましたという人間に、 分かった試しはない
必ず金銀にて人を使はんと思はるるは、人心の離るる本なり
大谷吉継
※金銀は世の第一の宝であるが、金銀さえ与えればどの ようにも人は使えると思うのは間違いである
契りあらば六つのちまたに待てしばしおくれ先立つたがひありとも
人面獣心になり、三年の間に祟りをなさん
大将の要害は徳にあり。徳あるところ、天下これに帰す
金のみで人は動くにあらず
死に急いではならない。世の中がどう転ぶかまだわからないのだから
島津義弘
雄武英略をもって傑出する
※義弘を評した言葉
もうよか、ここで内府の本陣をつき島津の最後を飾ろう。皆、ご苦労じゃった。義弘厚く礼を言うぞ
中務、達者でな(豊久に対して)
武士の子なのに毎夜騒々しいので遠流にする。四書を一部ずつ与えるのでこれを読了せよ
軍隊は滅亡すべき状況に投げ入れてこそはじめて滅亡を免れ、死すべき情況に陥れてこそ、はじめて生き延びるのである
家を治めるほどの者は、また、国を治めることもできる。民を憐む者を、君の器と見なす
人が罵言雑言したとて、これをそのまま受け取って、咎め立てをしてはならぬ
隠し立てしなければ恥ずかしいようなことは、してはならぬ。人の目は天にかかっているものである
侍たちの中で、鉄砲に対して未熟な者は、領地を没収し罪科に処する
独り言であっても、卑怯な言葉を使ってはならぬ。人の耳は壁についているものである
良いことの五つは真似しやすく、悪いことの一つはなかなかやめられない
老武士のため、伊吹山の大山を越え難し。たとえ討たれるといえども、敵に向かって死すべしと思う
大将があまりに怒らなければ、家臣は油断をするものだ
武田信玄
信頼してこそ、人は尽くしてくれる
負けるはずのない戦いに負け、亡ぶはずのない家が滅ぶのを、人はみな天命と言う。自分はそれを天命とは思わない。すべてやり方が良くなかったためだ
大将が善であれば、その部下も善である。上下ともに正しければ、戦いに勝ち、世の中に名前を知られるようになる。しかし、その器にもなく名声を好むことは、恥の根本である
やればできる!やらなければできないことをできないと諦める人は残念だ!
鏡で物を見るように、大将の私心をなくすがよい!
大将は同じようなタイプの人を好んで使うことを避けなければならない!
過ちが有りながら拾った勝ちは、やがては敵の勝利につながる!
強いところはよく強くし、弱いところはより弱くするのがよい!それは強いはもろいの裏返しで、弱いは柔軟の裏返しであるからだ
鬼をもあざむくほどの彦六が、あんな小男に討たれたのは、武運が尽きたのである。前々から、組み打ちの勝負次第で決着をつけると約束した以上、川中島のことは約束通りにしなければいけない。違約は武士として恥じるべき事、君子に二言はない。川中島四郡は今日より上杉家に差し上げよう
自分が死した後は上杉謙信を頼れ。また三年間を喪を秘せ
源四郎、明日は瀬田に(我が武田の)旗を立てよ
もし、鳩が来ないときは危うい戦になる
厠を山と言う呼ぶのは、山には草木(臭き)が絶えぬから
勝敗は六分か七分勝てば良い。八分の勝ちはすでに危険であり、九分、十分の勝ちは大敗を招く下地となる
今後は、一人働きは無用である。足軽を預かっていながら独りよがりの行動をとれば、組の者は組頭をなくし、味方の勝利を失うことになるからだ
一生懸命だと知恵が出る、中途半端だと愚痴が出る、いい加減だと言い訳が出る
何もかもが思うようにいかない
老人には経験という宝物がある
大将たる者は、家臣に慈悲の心をもって接することが、最も重要である
戦は40前は勝つように40すぎたら負けないようにするべきだ
人間にとって学問は、木の枝に繁る葉と同じだ
独りよがりの行動をとれば、組の者は組頭をなくし、味方の勝利を失うことになるからだ
信頼してこそ 人は尽くしてくれるものだ