物を贈るには、薄くして誠あるを要す。物厚くして誠なきは、人に接する道にあらず
上杉鷹山
すべて国を治めていくには、普通の人と同じ心がけでは駄目である。まず、政道に私なく、その上、わが身の行儀作法を乱さ ず、万民の手本とならねばならない
黒田官兵衛
天地の間に、己一人生きてあると思ふべし。天を師とし、神明を友とすれば外人に頼る心なし
中江藤樹
学んで思わざれば則ち罔し。思うて学ばざれば則ち殆し
南部陽一郎
意見をしてただちに請け合う者に、その意見を保つ者なし。合点できぬことは何度も聞き返す者こそ、真の理解者なり
小早川隆景
必ず金銀にて人を使はんと思はるるは、人心の離るる本なり
大谷吉継
大将の要害は徳にあり。徳あるところ、天下これに帰す
多く聞き、多く見て、その中より最も善きものを選び、これに従うて行作せねばならぬのは中人の常なり。されどあまり見聞のみを博くしても、その人に取捨の見識がなければ、選択の見当がつかなくなって迷うようになるものだ
渋沢栄一
最も重んずべきは信である。信を守らねばたちまち失敗す
事を成し、物に接するには、必ず「満身の精神」をもってせよ。ささいな事であっても、いい加減に扱ってはならない
酒は大いに飲むべし、酔うべからず。飲んで乱れる弱卒は用いるに足らず
岩崎弥太郎
徳ある人は、胸中にゆるりとしたる所がありて、物毎いそがしきことなし。小人は、静かなる所なく当り合ひ候て、がたつき廻り候なり
山本常朝
徳に勤むる者は、これを求めずして、財自(おのず)から生ず
西郷隆盛
事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
事をなすは誠にあり
吉田松陰
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