瀬戸内寂聴(恋愛)の名言集
愛する方が幸せ
瀬戸内寂聴(恋愛)
愛とは信じること
人を愛する能力の中には、まず自分を信じ、自分を愛する能力が必要
失恋なんて何十回したっていいんです。だんだん目が肥えてきて、真実の愛を見抜けるようになりますよ
他を思いやる心こそ想像力であり、想像力こそ愛なのです
人間は死ぬまで人を好きになれるし、好きになります
愛情は複雑です。今日は好きでも明日は嫌いと波があり、憎しみと愛情が入り混じっているのが人間の感情
人間が一番成長するのは恋愛です。本気で恋愛をしたら、必ず成長します
真実の愛は地味なもの
誰かを愛するということは、命の火です
どんな親密な関係でも、互いの心に秘密が全くないということはありえません
ひとつの出逢いが、過去に未来に、強いつながりと因縁をひいていく
愛というのは、人を喜ばせること、人のために尽くすこと
純粋な愛の高まりこそ、この世で最も尊いもの
人を愛することは、マイナスに見えることでも、いつプラスに変化するかわかりません
恋愛が下手、恋人ができないという人は、相手の気持ちを察する想像力に欠けている
誰かを愛した瞬間から苦しみが伴います。だからといって、苦しいから愛さないというのは間違いです
人間は誰かを愛するために生きています
逢う人はすべて一期一会と思い、心を込めた別れ方をしておきたい
傷つくことを恐れていては、人を愛することなどできません
愛はその日伝えてしまいなさい
人を愛する心がなければ、人生は殺伐としたものになります
恋ほど、人生にとって大きな事故があるでしょうか
どんなに愛し合っていても、一つのベッドで抱きあって寝ても二人で一つの夢を見ることはできない
女の幸福は一人でも多くの人間が自分を理解してくれたと思うこと
人は夜眠る時、愛する人を思います。目ざめた瞬間やはりその人のことをまず思います。それが恋というものでしょう
恋とは安らぐよりも、悩みたがる気分のことではないでしょうか
互いの中から、真の男らしさ女らしさを引き出せるのが、男であり女であるのではないかしら
数え切れない人の中から選ばれた夫であり、妻であり、恋人です。一瞬一瞬を大切に
愛と憎とは一つの気持ちの裏表
ワクワクするのに一番効果的なのは、恋愛をすること
現実にありもしないことをいろいろ妄想して、思い悩み、苦しむことほど馬鹿げたことはありません
愛のないところからは、何も生まれてはこない
女は恋人の上に理想の男の仮面をかぶせ、本当の恋人と思いこんで身をやいていきます
大いに人を愛し、たとえそこで傷ついても、次にさらに愛は深まることになる
仕事に打ちこむためには恋も必要
恋は人間の情熱をつくる燃料
どうせ恋愛をするなら、本気で打ちこまなければ
生きるとは、人に出逢い、やがて別れていくこと
誰かを好きになるって理屈じゃない
(多くの男女は)嫉妬される立場の危険は受け入れても、嫉妬する側の惨めさには我慢がならない
人は人を愛する為に、この世に生まれてきた
愛に見返りはないんです。初めからないと思ってかからないと駄目です。本当の愛に打算はありません
美しい愛や優しい人を忘れたくないのは人情だ。だからといって、いつまでも過去の愛にしがみついているくらい愚かなことはない
人に愛された想い出より、人と別れた想い出を持つ女の方が、しっとりと魅力的なのは、その女が心底から人を憎んだ苦しい経験を経て、人を許すことを識っているせいではないかしら
悲しみと苦しみは女を深め美しくする
年上の女を思い切って恋人や妻にするほどの男は、あらゆる点で女に魅力的な要素を持っているとみなしていい
どうせ冷める感情だと初めから思っているのなら、その人は恋愛をする資格なんてありません
大人になっても恋をしているときだけは、すべての恋人が奇蹟に憧れ、奇蹟を信じようとします
もし恋愛が降ってきたら、全身で受けるしかありません。相手がとんでもない悪女だったり、詐欺男だったりしてもです
人間、誰か好きな人がいた方がいいわね
女の年上のことを気にするような男は「年上の女」を持つ資格のないくだらない男
恋に生きているときは、どんなに愛し合い、どれほど時間を共有し、いかに喜憂を分け合っても、相手の中に未知なる青い地図が残されている気がします
人を好きになるって、雷が落ちるようなもの。当たったらしょうがないのよ。不倫したいと思って付き合うんじゃなくて、好きになっちゃったから付き合うんだ もの。でも、人の幸せを奪っての幸せはダメよ
命懸けの想いが無いのなら、不倫はおやめなさい
男運・女運が悪いというのは自分がつまらない相手を選ぶからで、すべては自分が悪いのです
人間の煩悩は無限にあると言われます。その中で最も苦しいのが渇愛(かつあい)です。渇愛とはいくら与えても、もっと欲しいと願う愛欲で、男女の性を伴う愛欲を指します
男から大切に扱われることに慣れて育っている西洋の女たちは、当然として受け入れる男の具体的な優しさに、日本の女は戸惑ってしまう方が多い
女というものは、世界中の男から恋を囁かれる可能性を心の奥深くで期待している
愛し、愛される異性に巡りあうということが、なかなか、難しい。たいていの恋愛は錯覚の上に花開くものだから
女は相当賢い女でも、男を鏡にしなければ自分というものが映し出せない
あくまで男を追う立場に立ってはならない