人が罵言雑言したとて、これをそのまま受け取って、咎め立てをしてはならぬ
島津義弘
たとえ母上がおっしゃることでも、天道に反していれば従うわけにはまいりません
中江藤樹
凡(およそ)世の中に、我が児の事を饒舌(しゃべ)る奴を聞くほど、退屈なものはない
泉鏡花
賞罰が己に関わるとなれば、里の人々は互いに伺い合わざるを得ず、ただ連座の禍から免れられなくなることを恐れる
韓非子
父母は、たとえ戯れであっても、子を欺いてはいけない
君主たる者は、大臣の言説を退け、左右の近臣の訴えかけに背を向け、みずから正しい説を選び出す、というのでなければ、法術の士はどうして死の危険を犯して君主に進言などできようか
天下に害を与えて、自分一人の名 誉を求め、自分一人の勝利を得て、これを楽しむとは、何という道に悖った(もと)行為であろうか
墨子
これを止めるとか中止するとかいふには十分に事の軽重を計り、国の経済の上から考へて決せねばならぬ
高橋是清
少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなり
山本常朝
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
西郷隆盛
人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし
鼠を見るに皮あり、人にしてしかも儀無し
孔子
下らぬ連中が非難しても、優れた人は意に介さない
デモクリトス
士は過ちなきを貴しとせず、過ちを改むるを貴しとなす
吉田松陰
至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり
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