偉人の名言集
四角の世界から常識と名のつく一角を摩滅して、三角のうちに住むのを芸術家と呼んでも良かろう
夏目漱石
鏡は自惚れの醸造器である如く、同時に自慢の消毒器である
細君の愛を他へ移さないようにするのは、夫の義務である
全ての夫婦は新しくなければならぬ。新しい夫婦は美しくなければならぬ。新しく美しき夫婦は幸福でなければならぬ
恋心というやつ、いくら罵りわめいたところで、おいそれと胸の砦を出ていくものでありますまい
恐れてはいけません。暗いものをじっと見つめて、その中からあなたの参考になるものをお掴みなさい
色を見るものは形を見ず、形を見るものは質を見ず
ナポレオンでもアレキサンダーでも、勝って満足したものは一人もいない
金は大事だ、大事なものが殖えれば寝る間も心配だろう
離れればいくら親しくってもそれきりになる代わりに、一緒にいさえすれば、たとい敵同士でもどうにかこうにかなるものだ。つまりそれが人間なんだろう
呑気と見える人々も、心の底を叩いてみると、どこか悲しい音がする
嬉しい恋が積もれば、恋をせぬ昔がかえって恋しかろ
前後を切断せよ
真面目に考えよ。誠実に語れ。摯実に行え。汝の現今に播く種はやがて汝の収むべき未来となって現わるべし
嘘は河豚汁である。その場限りでたたりがなければこれほどうまいものはない。しかしあたったが最後苦しい血も吐かねばならぬ
もし人格のないものが無闇に個性を発展させようとすると、他を妨害する。権力を用いようとすると濫用に流れる。金力を使おうとすれば、社会の腐敗をもたらす。随分危険な現象を呈するに至るのです
ある人は十銭をもって一円の十分の一と解釈する。ある人は十銭をもって一銭の十倍と解釈する。同じ言葉が人によって高くも低くもなる
青年は真面目がいい
嫌な女も好きな女もあり、その好きな女にも嫌なところ があって、その興味を持っている全ての女の中で、一番あなたが好きだと云われてこそ、あなたは本当に愛されているんじゃありませんか?
自らを尊しと思わぬものは奴隷なり
考えてみると世間の大部分の人は悪くなることを奨励しているように思う。悪くならなければ社会に成功はしないものと信じているらしい。たまに正直な純粋な人を見ると、坊ちゃんだの小僧だのと難癖をつけて軽蔑する
馬は走る。花は咲く。人は書く。自分自身になりたいが為に
わざわざ人の嫌がるようなことを云ったりしたりするんです。そうでもしなければ僕の存在を人に認めさせる事が出来ないんです。僕は無能です。仕方がないからせめて人に嫌われてでもみようと思うのです
真面目とはね、君、真剣勝負の意味だよ
君、弱い事を言ってはいけない。僕も弱い男だが、弱いなりに死ぬまでやるのである
たいていの男は意気地なしね、いざとなると
愛嬌というのはね、自分より強いものを倒す柔らかい武器だよ
女には大きな人道の立場から来る愛情よりも、多少義理をはずれても自分だけに集注される親切を嬉しがる性質が、男よりも強いように思われます
私は冷かな頭で新らしい事を口にするよりも、熱した舌で平凡な説を述べる方が生きていると信じています
自分の弱点をさらけ出さずに人から利益を受けられない。自分の弱点をさらけ出さずに人に利益を与えられない
君は山を呼び寄せる男だ。呼び寄せて来ないと怒る男だ。地団駄を踏んでくやしがる男だ。そうして山を悪く批判する事だけを考える男だ。なぜ山の方へ歩いて行かない
焦ってはいけません
牛のように図々しく進んで行くのが大事です
のどかな春の日を鳴き尽くし、鳴きあかし、また鳴き暮らさなければ気が済まんと見える。その上どこまでも登って行く、いつまでも登って行く。雲雀はきっと雲の中で死ぬに相違ない。登り詰めた揚句は流れて雲に入って漂うているうちに形は消えてなくなって、ただ声だけが空の裡に残るのかもしれない
自分のことは自分が一番よく知っていると思い込んでいる
瀬戸内寂聴(夫婦)
言いたいことを言いなさい
悲しみを知らない人は、人の悲しみがわからない
真実の愛は地味なもの
素直になると楽ですよ
何よりもまず夫を信じる能力を持つことが、家庭的には絶対である
今生でめぐり逢い、親しむことは当たり前ではなく、前世からの深い絆に結ばれていた結果
他人のアラはよく見え、自分のことがまるで見えないのが私たち凡人である
互いの中から、真の男らしさ女らしさを引き出せるのが、男であり女であるのではないかしら
家庭とは他人は口にしない批判や忠告も出せる場でなければなりません
ここまでは大丈夫という安心と自信が妻には ある
結婚ということを大切な人間の事業と考えるほど、結婚の基礎となる「愛」に不安と不信を覚えるのが本当の姿ではないだろうか
あなたが強いから、耐えられるから、与えられた試練
女の幸福は一人でも多くの人間が自分を理解してくれたと思うこと
優しい家庭的な夫や妻は、1時間でも早く我が家に帰り着いて、家族の中に身をくつろがせることを無上の喜びと楽しみに感じる
夫婦は他人には計り知れない不思議な情愛で結ばれています
自分の幸せだけを考えない。自分の利益だけを考えるような生き方はしない