天下において、戦争を好んでしばしば他国を侵す国は斉と晉と楚と越である
墨子
最も優れた人は、万人の召使いにもなれる人である
ナポレオン・ヒル
時勢が変化しても法律が元のままであると、天下は乱れ、せっかく人民を治めて得ていても、禁令がいつまでも変わらないと、他国に国土を削られることになる
韓非子
罪悪を告発することについての恩賞と刑罰が天下に行われないと、告発する者がなくなるので、必ず君主の耳目は塞がれてしまう
才能はあっても権勢がなければ、賢人といえども不肖者を制することはできない
不肖者でも賢者を屈服させることができるのは、権力が強く、地位が高いからである
君主が国を統一して民に力を尽くさせても、国を破られその身を殺される、というのはまだ皆、賢君である
君主を卑しくさせ国を危うくする者もまた、必ず仁義と智恵を用いて行う、ということを分かっていないのである
軍を出すのに将軍の権力がはなはだ重く、辺境の地の守備長官の地位がはなはだ高く、彼らが専制して命令を思い通りに下し、許可を得ず直接事を為すことができるようでは、亡びる
君主の家には財は無く、大臣の家には財が満ちている
君主が法術を身につけて、それを実践し、亡徴があらわれた国々の君主に対して、強風を吹きつけ、大雨を降らせるならば、天下を併合することも困難なことではない