憲政は欧米人の特有にあらず、わが憲政の前途多望なり
山縣有朋
天下のこと万変といえども、吾がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の四者を出でず
王陽明
一時の感情に制せられず、冷ややかな頭をもって国家の利害を考え、群議を排して自分の信ずるところを行うというには、必ず胸中に余裕がなくてはできないものだ
勝海舟
私はすでに門閥階級というものが、大いに国家進運を妨害するということを悟り得たから、その弊害を打破してやろうと思ったが、いかんせん、幾百年来の習慣はまったく親譲りの格式に甘んじて、上をかさに被るというありさまだから、なかなか一朝一夕に断行されるものではなかった
人生の黄金時代は老いて行く将来にあり、過ぎ去った若年無知の時代にあるにあらず
林語堂
国民がどんなに道理に悖ることをしても、道理をもって説得し、懇切丁寧でなければならない
川路利良
敢然として我等は我等の信ずる道に向かって鋭意驀進すべきである
野村徳七
国家社会をも利益するということなら、余は断然自己を捨てて、道理のあるところに従うつもりである
渋沢栄一
身体はたとい衰弱するとしても、常に学問を進めて時代に遅れぬ人であったならば、いつまでも精神に老衰ということはなかろうと思う
そもそも多能は聖人の本色ではないとしても、多能なるくらいの種々の経験ある人にあらざれば真正の聖人となり得ざるべし
我も富み、人も富み、しかして国家の進歩発達をたすくる富にして、はじめて真正の富と言い得る
緊縮といふ問題を論ずるに当つては、先づ国の経済と個人経済との区別を明かにせねばならぬ
高橋是清
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
西郷隆盛
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克つ者もまた然り
デモクリトス
知性を伴わぬ名声と富は、危険なる持物なり
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