そもそも多能は聖人の本色ではないとしても、多能なるくらいの種々の経験ある人にあらざれば真正の聖人となり得ざるべし
渋沢栄一
才能はあっても権勢がなければ、賢人といえども不肖者を制することはできない
韓非子
先人の跡を師とせず、先人の心を師とすべし自ら信ずる所篤ければ、成果自ら到る
志賀潔
国家社会をも利益するということなら、余は断然自己を捨てて、道理のあるところに従うつもりである
富を成す根源は何かといえば、仁義道徳、正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ
人を見て万人一様なりとするには一理ある、万人皆同じからずとするのもまた論拠がある
身体はたとい衰弱するとしても、常に 学問を進めて時代に遅れぬ人であったならば、いつまでも精神に老衰ということはなかろうと思う
結婚は人生の重大事なれば、配偶の選択は最も慎重ならざるべからず
福沢諭吉
賢人と愚人との別は、学ぶと学ばざるとによって出来るものなり
少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなり
山本常朝
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克つ者もまた然り
デモクリトス
知性を伴わぬ名声と富は、危険なる持物なり
友人らしく見える人々は、おおかた友人にあらず、かく見えぬ人がおおむね友人なり
学問ばかりやっているのは、腐れ儒者であり、もしくは専門馬鹿、または役立たずの物知りに過ぎず、おのれを天下に役立てようとする者は、よろしく風の荒い世間に出て、なまの現実を見なければならない
吉田松陰
人間が生まれつき持っているところの良心の命令、道理上かくせねばならぬという当為当然の道、それはすべて実行するのである
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