志賀潔の名言集
(北里柴三郎について)不真面目や怠慢の時は仮借なく大声で叱責された。先生は沈思熟慮の後に一度決めた方針は如何なる障害に出会っても曲げないで猛進貫徹された
志賀潔
先人の跡を師とせず、先人の心を師とすべし自ら信ずる所篤ければ、成果自ら到る
なにごともまじめにしんぼう強く元気よくやりとおせばきっとりっぱなしごとをなしとげることができます
私は大学を出たばかりの若僧だったから、(北里柴三郎)先生の共同研究者というよりも、むしろ研究助手というのが本当であった。しかるに研究が予期以上の成果をあげて論文を発表するに当たり、先生はただ前書きを書かれただけで、私一人の名前で書くように言われた。普通ならば当然連名で発表されるところである。発見の手柄を若僧の助手一人にゆずって恬然 (てんぜん)としておられた先生を私は誠に有り難きものと思うのである
人が病気にならない研究をしよう
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