三谷幸喜の名言集
たくさんの人を笑わせたい
三谷幸喜
結局、笑いというのは人間を笑うことではないのか
自分の中で何が面白いのか面白くないのか、何が自分に向いているかどうなのかは、毎回試行錯誤
メールは難しいですよね。その人が思っている30倍ぐらい、大きく受け取ってしまいますから。顔文字も、もっと深い意味があるんじゃないか?とか。男性心理のことなら、僕が相談に乗りますよ(笑)
むしろ「絆が深まった」「僕らはそれだけわかり合った仲なんだ」と思っていましたね
「わたしはこの人と付き合っているんだ」と面と向かって言われたんですけど。そのとき僕が思ったのは、彼女は相手の男の人に気を遣ってウソをついた、と
俳優さんの意外な部分が自分の作品の中で花開くことって、その人と2回目に仕事するとき
仕事がうまくいかないとか、うまくできないということはありますけど、人間関係で落ち込むとかって、実はそんなになくて
そういう自分の美学みたいなもので、ヒドい目に遭ったことはあります。雨の日、傘を持っていないのにあえてずぶ濡れで帰るとか。傘を買えばいいのに、あえて濡れて帰る。そうすると、ちょっと悲劇っぽくなりますよね
とことん悲劇のヒーローになりたい。だから、これくらい堕ちたほうがカッコイイんだと
自分がヒーローでありたい、常に自分は物語の主人公のつもりなんだけど、実はそうではないということはありますからね
いい俳優さんはやればやるほど別な引き出しを見せてくれる
いい俳優さんとの出会いは、すごく大事
最初はバラバラなんだけどそれが最終的に一つにまとまって、できればラ ストシーンには全員が集まってるみたいな、そんな映画を作りたいというのがありました
作品を通して誰かを感動させたいなんて思ったことはない
照明さんも含めて全員が段取りを覚えて、きっかけを覚えて…… だから5分ぐらいの長回しなんてほんとに大変なんだけど、一番楽なのは監督なんですよね
台本を書いている段階から胸に迫るシーンやセリフを書いてしまう
自分で考えたコントを自分で演じたんです。喜んでくれる同級生を見て、もっと笑わせたいという思いが湧き上がりました
僕は仕事以外にやることがないのです。趣味もないので、犬と遊んでいるくらい
お客さんの期待に添わないものを世に出したりすると、もうそれだけで「終わった」と言われてしまう
僕は「人間は絶対嘘をつく」と思っています。この嘘は誰かを騙す嘘ではなくて、心の中で思ってることと、喋ることにはズレがあるという意味
常にすべての人類が納得するものを作れるわけがない
ワンシーンワンカットだとすごい緊張感の中やるんで、突然本番で違うセリフ言ったら回りが困ってリアクションできなくなっちゃうからやらない
小説は心の声
最初イメージしたキャストを書いたものをプロデューサーの方に渡す んですが、100%思いどおりにいくことなんてない
年齢を重ねると共に、やりたいものが変化している
僕は映画監督というよりは、映画ファンなので、自分の好きなジャンルの映画を自分で作りたいという欲求が一番のモチベーション
コメディは、ストーリーも台詞の1つ1つも、すべてのシーンがお客さんを爆笑させるためだけに存在するもの
自分が好きな監督の映画を観て、今回の作品は僕の好みに合わないな、と思うことは当然ある
自己肯定感は決して高くない
映画にせよ、ミュージカルにせよ、歌舞伎にせよ、大河ドラマもそうかな、絶対に背伸びしない
時代劇ってもっと制約が多いと思っていましたが、そうではないってことを黒澤(明)さんから教わりました
僕なりの大河ドラマを作りたい
舞台でも映画でも、自分が作ったものを海外で見せたいという思いが強い
セリフを言うことは誰でも出来るといえば出来るんです。ただ、そうではない、しゃべっていないところとか、ぽつんとたたずんでいる時に人物の気持ちをどれだけ表現できるかが大事
歴史好きだけがニヤリとできる仕掛けが他にもいっぱいあります。ぜひ劇場で探してみてください
日本人がユーモアや笑いに対してセンスがあるってことを知られていない
お客さんが入らなかったらという不安は常にあります
僕は自分が「選ばれた人間」だとはまったく思ってない。たまたま運が良かった
いずれ依頼は来なくなるでしょうから、その時はゆっくりしたスタンスで、自分が面白いと思うものを作ります
人間とは成長しないもの
映画は、そのシーンはその日に撮り上げないといけない。かなり、集中してやります
僕たちに限らず、こうした仕事に携わる誰もが考えていらっしゃると思いますが、エンターテインメントとは、様々な状況を乗り越えながら、先へ進んでいくものなのではないでしょうか
どれだけ面白いものが作れるか
どんなことが起きても、それを逆手にとってやってみたい
戦国武将の似顔絵を描いて遊んでいるような子どもだったんです
台詞とかストーリーとかシチュエーションとか、もしくは小道具一つひとつにおける全てのものが笑うために作られているもの
『国盗り物語』などNHK大河ドラマは毎週観ていましたし、平凡社から出ていた『戦国百人』という雑誌が大好きでした
小学生のころから歴史が大好きで、一度、自分なりの視点で戦国時代を描いてみたいという想いがあったんです
僕は喜劇作家
「この子のために頑張る」という思いは、生きる上での大切な原動力のひとつ
歴史上の人物でいうと、最初から目的に向かって邁進して最終的にそれを掴む人ではなく、全く想像もしていなかった人生にどんどん巻き込まれていくようなタイプが好き
世間からはなんだか好き放題書いてると思われているみたい