私はすべての大会において、結果がどうなろうとも、スタートラインに立った時は『やるべきことはすべてやった』という気持ちでした。なぜそういう気持ちになれるかというと、それまでの一日一日がすべて、『きょうはすべてやりきった、もう走れない』『ありがとう。あしたもまた一緒にがんばろう』と抱き合って終わる毎日を過ごしてきたからです
高橋尚子