高倉麻子の名言集
私自身、誰がどういうプレーを見せてくれるのか、非常に楽しみです
高倉麻子
みんながお互いにどういうプレーヤーで何が得意かというのを分かりながらプレーをして、良さを出し合う
守備でも攻撃でも「もう一歩先 取りする」プレーを求めたい
「自分はこういう選手だ」と選手が強く出してくるのを待っています
考える力は生活面でも必要で、20~30人のチームみんなが気持ち良く過ごすのに自分が何をすべきかを感じる、考えて行動する。そうやってチームはみんなで作っていくものです
選手選考の条件に「テクニックがあってクレバーな」という点を入れていますが、クレバーさ、頭の良さとは自分で考える力です
壁にあたっても苦しみながら自分で道を切り開いていって欲しい
どの年代でも、チームにマイナスになることや自分勝手な行動やプレーは絶対に許したくない
ディテールや質の部分は、日本はもっとこだわって、もっと細かいところを追求してやれると思っています
最後まで諦めずに戦う
日本の戦い方は「自分が、自分が」ではなくて、人のためにやることに美学を感じているのだと思います
プレーの質、シンプルにボールを蹴ったり止めたり動きながらのテクニックというところでは、日本は他国より上回っている
女子サッカー自体のレベルがかなり上がっているのは間違いありません
FIFAのTSG(テクニカル・スタディ・グループ)の仕事などでいろいろな国の 指導者と話しますが、日本はすごくリスペクトされています
U-20の選手は自分の意見を言えて得意なプレーも分かっていますが、U-16やU-17では「自分はこういうことが得意みたいだけどよく分からない」という感じなので、やることをはっきりさせて、導いてあげなくてはなりません。大人の場合は自分の個性を持っているので、考え方が違う場合は話をすることになると思います
選手を辞めて2年ぐらい経った頃、前女子委員長の上田栄治さんから育成のサポートの話があって、「私で良ければ」と引 き受けたことに始まります。子どもたちが真剣な顔をして一生懸命やっているのを見ると、コーチの仕方もまだよく分からない頃でしたが、なんとか自分の持っているものを選手に伝えていこうと
日本全体で取り組んで磨いていかない限り、結果には届きません
これは当たり前というサッカーの常識のベース部分が高くなった
技術的なものやコンビネーションがはまった時は、フィジカル的なマイナスがあっても局面を打開することはできる
サッカーをやっていた私たちは「上手くなりたい」、「次は勝ちたい」、「仲間といいチームにしたい」と思っていただけです。そういうサッカーに対する根本的な思いや志は今の選手たちと変わらなかったと思います。変わったのは周りの環境ですね
日本の将来を考えると、危機感も強いです
勝ち癖って言うじゃないですか。なでしこジャパンはW杯で勝ち方を覚えて、劣勢な試合でも勝てるようになった。やられそうなのに、やられない、王者の戦いです。勝負事に対するしたたかさを、日本人は持っていないと言われますが、勝つとそういうものを得られると思うんです
1秒後に目の前の世界がどう変化しているのか。それを全員が予測して、行動する。これは、大人になったら自然にできるわけではなくて、若いうちから積み上げるものだと思うんです
負けていい試合はない
一つ一つの動き、パスに、次の選手のために、というもの(意図)がちりばめられて、それが結集したときに、日本は大きく力を発揮すると思う
(なでしこがリオ五輪出場を逃したことについて)このまま倒れることはない。素晴らしい選手はたくさんいる
監督やコーチとして重要なのは、選手をよく見て選手たちに合った接し方をすることだと思います
高倉 麻子
先輩が見本をみせるということですね
まずは、世界を見せることですね。これはサッカーだけではなく、ビジネスにも言えることだと思いますが、一流を知ることでもっとそのレベルに追い付きたいといパワーになります
サッカーが好きでうまくなりたい、強くなりたいという思いです。この気持ちがあれば、どんなに辛くても気持ちを強くもっていることができますよ。それは代表に選ばれる選手なら、当然持っている気持だと思います
役割やミッションというものをしっかり理解
監督やコーチも圧倒的に男性が多い。女子だからと手を抜かずに全力で教えてくれた人がいたからこそ、今があるとも言えますよね
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