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学術の名言集

男性に対する敵意を若い女の人がもつとしたら、その底に考えられるのは父親との関係 - 河合隼雄
僕らやってるのは演劇の演出家と同じこと - 河合隼雄
問題があったからといって批判する必要はなくて、問題の中をどう生きていくかが大事 - 河合隼雄
人間が生きているということは大変な事である - 河合隼雄
自分も知らないような自己をいかに実現するかというのがそ��の人の一生なのだとユングは考えた - 河合隼雄
結局、自分の心の奥深くに入っていくと、自分のことでありながら、自分を超えているという、その感じがすごく強くなる - 河合隼雄
一般の��人々も深層心理学の知識を持っていると便利なことが多いと思う - 河合隼雄
子育てや教育の問題をますます困難にする現代の要因の一つは、科学技術の急激な発展にある - 河合隼雄
心と体で人間ができていると、皆思うけれども「心と体以外に、もう一つ、わけの分からん存在があるんだ」という風に考えるとすごく面白い - 河合隼雄
自分の内界を自分が全部知ってるように思うのは大間違い - 河合隼雄
人の悪口を言う人は、だいたい「私は大丈夫」と思ってる - 河合隼雄
（意識の）層について「イスラーム哲学の原像」はきれいに層を分けて書いてあります - 河合隼雄
日本人で単純に物事を考える人は単純にモノを言い過ぎる - 河合隼雄
アメリカに比べると日本はまだまだ自由に生きにくい国 - 河合隼雄
我々は社会に適応していく為に適切な仮面を持っている - 河合隼雄
日本人が「○○大学卒」というのを、一つの身分として考えているように思う - 河合隼雄
科学の強いところは、その普遍性にある - 河合隼雄
ユングは人生の後半の意義を強調する - 河合隼雄
パスカルは「人間が天使になろうとすると悪魔になる」と言ったそうだが、全くその通り - 河合隼雄
我々、心理療法家のところへ「心の病」に苦しむ人が訪れて来られる、そこで私が会って心の問題は何かが発見され、解決法が示されるなどということは、まずあり得ない - 河合隼雄
仏教的な考え方を臨床心理学に取り入れていますが、これが結構役に立っています - 河合隼雄
自然科学や科学技術は三人称の死、つまり人間が死ぬということを語ることはできる。ところが二人称の死や一人称の死を語ることはできない - 河合隼雄
日本人の宗教観や倫理観は、日常生活そのものと深く結びついており、キリスト教のように教義、説教、礼拝などと明確に結びついてはいない - 河合隼雄
いくら平等であれ、自由だ、人権だといっても悪い者は悪い - 河合隼雄
今、子どもたちから一番よく聞く言葉は「居場所がない」ということ - 河合隼雄
我々は生涯の中で、その生涯にふさわしいファンタジーを見つける必要がある - 河合隼雄
クライアントが本心と矛盾しているようなことを言っている時にはね、こっちが黙って聴くへど向こうは矛盾をきたしてくる - 河合隼雄
クライアントにしたってセラピストに対するポジションなものとネガティブなものを出す為に色々苦労する - 河合隼雄
ユングは統合失調症ではないけれど、統合失調症とほとんど同じ症状が出てるんですね。同じ症状が出ていながら、ユングはちゃんと社会生活を普通にやっていたところがすごい - 河合隼雄
フロイトの書いてる文章は、私が関西弁に訳したような感じに近いんです。日本人の悪いところは、どうしても訳す時に難しい言葉にするところ - 河合隼雄
自律訓練法の場合、催眠なんかに比べて、その人の自然の防衛が働くから、そんなに危ないところまでいかないかもしれません - 河合隼雄
エリクソンの言っているアイデンティティの確立というのは男性の原理に基づく男性の為のもの - 河合隼雄
（カウンセリングは）自分の器に合わせてやっていく - 河合隼雄
「右もダメ、左もダメ」と思ったときには、「いっぺんボーっとするか」というくらいのつもりでいると答えが生まれてくることもあるのではないでしょうか - 河合隼雄
ノイローゼの人の苦しみというのは慣れないとなかなか分かりません - 河合隼雄
人間は何か良いことをするとき、少しは無理をしたり、努力したりしなくてはならぬものである - 河合隼雄
心理療法家にとって何より大切なのはクライアントの考えや感情であって、クライアントの個性を生かすこと - 河合隼雄
深層心理学の知識を身につけると、他人の心が分かったような気になる人がいる - 河合隼雄
人生は決して一本道ではない - 河合隼雄
人間は短期間だけ親切になることは容易である - 河合隼雄

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