人間の不安の源泉に「死」があるとも言える
河合隼雄
人間にとって生に執着し死を恐れる意識は、もともと身体を持つ存在として生まれた当初からおびてきたものであるから、その意識を排除するのは容易ではない。
王陽明
最終的に自分のエゴ(業)を乗り越えることが悟りであり、それは死をいかに乗り越えるかということでもある
坂本龍一
劣等感は傲慢の裏返しと言われたことがあるか、自己嫌悪も同じで、思い上がっている証拠である
渡辺和子
本気で愛する時、そこには必ず苦しみが生じる、愛する者を持たない時の淋しさとは異なった、愛してしまったが故に味わう淋しさであり、苦しみである
究極的には、われわれの人生において対人関係以外の問題はないように見える
アドラー
現実と乖離しているからこそ、夢であり、その乖離を埋めるところに生きる喜びが存在する
熊谷正寿
孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである
三木清
勇気のある人間は恐怖を感じない人間ではなく、恐怖に打ち勝った人間なのである
ネルソン・マンデラ
この世にあるものはすべて、生成と消滅を繰り返すものと考えれば、人は物欲の執着から逃れることができる
ガンジー
死は生の対極としてではなく、その一部として存在している
村上春樹
豊かな時代に生きていると、どうしても死というものを忌み嫌うみたいなものがある
樹木希林
一方的な選択を過去から現在、そして未来へ持続していこうとする一貫性が、その人間の人格ということになる
大江健三郎
考えれば考えるほど、人を愛すること以上に芸術的なものはないということに気づく
ゴッホ
自分も知らないような自己をいかに実現するかというのがその人の一生なのだとユングは考えた
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