孤独が恐ろしいのは孤独そのもののためでなく、むしろ孤独の条件によってである
三木清
三木清は、日本の文学者・評論家・政治活動家です。明治時代から大正時代にかけて活躍し、小説、散文、批評など多岐にわたる作品を発表しました。彼は、社会批判的な政治思想を持ちながら、文学的な才能を発揮し、日本文学史上重要な存在となりました。 彼は作品や著書に多くの思想やメッセージを詰め込んでいます。
問題の解決を望まないことが問題である人間の問題を、解決してやることはだれにもできない
リチャード・バック
恐ろしい選択をすべて避ける唯一の方法は、社会を棄てて、隠者となることだが、それ自体が恐ろしい選択である
この世に在るものは自然の定理だけであって、それが善いか悪いか、好ましいかうとまし いか、変革したいかどうかというようなことは、ごく重要なことではあるが、結局は感慨の範囲を遠く出ない
色川武大
人間にとって生に執着し死を恐れる意識は、もともと身体を持つ存在として生まれた当初からおびてきたものであるから、その意識を排除するのは容易ではない。
王陽明
最終的に自分のエゴ(業)を乗り越えることが悟りであり、それは死をいかに乗り越えるかということでもある
坂本龍一
強い煩悩によって心が完全に支配されている時には破壊的なことさえやってしまうこともある
ダライラマ14世
無力感や絶望感が生じるのは、たいていの場合、現実の状況そのものではなく、その人自身の状況の捉え方に問題がある
究極的には、われわれの人生において対人関係以外の問題はないように見える
アドラー
行動に問題があるとしても、その背後にある動機や目的は、必ずや「善」である
笑うということは、意識しないものではあるけれど、笑うという行為なしに、人間は生きていけないのではないでしょうか
野村萬斎
この世にあるものはすべて、生成と消滅を繰り返すものと考えれば、人は物欲の執着から逃れることができる
ガンジー
孤独より孤独なのは、その宙に浮いた心臓が小さくなって消えて行くように感じる時だろう
石黒浩
行動となって現れないような思考は無用であり、時には有害でさえある
土光敏夫