学術の名言集
なぜ、我々は戦争がやめられないのか。正義の戦争があるからであろう。さらに言うなら正義があるからであろう
養老孟司
自分は子どもたちに何を説くべきか、それを考えるのが教師である
学生時代の私は、社会的責任を負うのを嫌い、社会に出るのをできるだけ後に延ばそうとする傾向があった
平和主義は理想主義で、現実主義ではないと言われる。そう思う人は現実があると思っているのであろう。現実とは人の脳が作り出す物語に過ぎない
自分を自然の一部だと見なした時、そうした自分をどこまで我慢して受け入れられるだろうか
単純化された答えは耳に入りやすいが、恐らく正解ではない
子育ては子どもにとって必要なだけではない。親にとって必要だと思う
虚の経済とは、誰が金を使う権利があるかという問題である
教養はモノを識ることとは関係がない
私は全ての統一理論を信用しない
自己実現などといいますが、自分が何かを実現する場は外部にしか存在しない
人生の意味は自分だけで完結するものではなく、常に周囲の人、社会との関係から生まれる
人は何か を知り、何かを忘れ、生まれ変わり続けている
知識が増えても、行動に影響がなければ、それは現実にはならない
毎日がつまらない人は「このままでいい 世界はいつも同じだ」と決めつけている人
サラリーマンというのは、給料の出所に忠実な人であって、仕事に忠実なのではない
人間を構成している成分は約1年で90%入れ替わる。人間は川のように流れ移り変わる
社会的に頭がいいというのは、多くの場合、結局、バランスが取れていて、社会的適応が色々な局面で出来る、ということ
かつては「誰もが食うに困らない」というのが理想のひとつの方向でした。今はそれが満たされて、理想とするものがバラバラになっている。だからこそ共同体も崩壊している