生と死は相対的なものではなく、水が氷になったような、一つのものの変化にすぎず、表裏一体で一続きのもの
瀬戸内寂聴(人生)
この世に在るものは自然の定理だけであって、それが善いか悪いか、好ましいかうとましいか、変革したいかどうかというようなことは、ごく重要なことではあるが、結局は感慨の範囲を遠く出ない
色川武大
人間の価値は他人と比べてのそれではなく、かけがえのない一人としての不動のものである
渡辺和子
私たちが執着や怒りの心を起こす対象物は、私たちの心には、あたかも実体のある存在のように現れてくる
ダライラマ14世
人の住む場所というのは、それぞれ違っていて、だからこそ人間の個性が成立している
伊東豊雄
世に生きものというのは人間も犬も虫もみな同じ衆生で上下などはない
坂本龍馬
死は生の対極としてではなく、その一部として存在している
村上春樹
人間は、健康でも、運命でも、それをだんぜん乗り越えていくところに、生命の価値がある
中村天風
社会は川のようなもので、一瞬足りとも静止することはない
三木谷浩史
絆とは壊れていくものでもあって人間が絶対的に変わらないものを持ち続けるなんて事はないと思う
樹木希林
人間が表現するということ、つまり、自分の中にあるものを、形のあるものにして、表に出していくということは、人間にとって、一番人間らしいことではないか
大江健三郎
意識の世界は、不可避的に、制限と、道を阻む障壁とに充ちた世界である
鈴木大拙
物事の現象は、何が正しくて何が間違っているかではなく、相手の価値観に立ってみないと理解できない
ひろゆき
科学は真空状態の「純粋な知性」として存在するものではなく、それぞれの時代の政治的な状況や権力、お金の構造と密接に関わりながら存在しています
モーリーロバートソン
最も賢い者と最も愚かなものだけが、決して変わることがない
孔子
閲覧履歴
なし