あらゆるのものは毒であり、毒でないものなど存在しない。その服用量こそが毒であるか、そうでないかを決めるのだ
パラケルスス
人のものを盗んじゃいけない、人を殺してはダメ、小さいころから当然のように言われていることです。でも、時代によって、地域によって、その当たり前の道徳がひっくり返ってしまうことが、往々にしてある
宮嶋茂樹
良知が発現されること久しければ、まっくろなものも自然と光りかがやくようになる。いま速効を求めようとするのは、むしろなくもがなの作為であって、努力したことにはならないよ
王陽明
私の場合、最も重要な点はただ日に減らすことを求めるにあり、日に増やすのを求めることにあるのではない。一分でも人欲が減らせたら、それはその一分だけ天理を回復できたということで、なんと軽快で簡単なことではある まいか
もらった者は喜ぶであろうが、もらわぬ者は恨むであろう。誰にやって誰にやらない、でよいというわけのものではない
黒田官兵衛
どうせ失うものだから何もするなという事ではなく、手に入れるために一生懸命行動すればいい。しかし手に入れてもそれにしがみつくこをしなければ、執着に苦しめられることはない
紀里谷和明
どんな精神的な人間でも、四十五時間以上食べ物のことを忘れることはできぬ。数時間ごとに間違いなく脳裏に起こる不変不動のくりかえしは、「いつ食べようか」ということである
林語堂
やらないことには、結果が出るか出ないかわからない。先に答えを欲しがるのは、甘えでしかない
工藤公康
人の気持ちはそれが言葉になるとただ空しく失われてしまう。どんな気持ちでも行動に、しかも結果を生む行動に移さなければならない
ナイチンゲール
気の利いた女の子というのは三百種類くらいの返事のしかたを知っているのだ。そして離婚経験のある三十五歳の疲れた男に対しても平等にそれを与えてくれるのだ
村上春樹
そんなものがまだ生産されたこともなく、誰ひとりそれを見たこともないのに、どこかの一隅でこつこつと研究され、非常な苦心の末、製造された製品。その製品を商品としようとする場合には、その製品を手に入れたいという欲求を、人々の間に喚起させなければ、いかに優れた「製品」であっても「商品」にはなり得ない
盛田昭夫
人間には回復する力がある。だから、それを信じなきゃいけない
大江健三郎
良い商品と売れる商品は違う。衝撃的な商品は必ず売れる。それ自身がルートを開いていくからだ
安藤百福
身体が死滅しても、その精神が死んでいないものは、昔の聖人や賢者らであり、これらは永遠に朽ちることのない人である。身体は死滅していないが、精神が死んでいるのは、今のくだらない人間の類であり、生きながら死んでいる人である
吉田松陰
世の中には体は生きているが、心が死んでいる者がいる。反対に、体が滅んでも魂が残っている者もいる。心が死んでしまえば生きていても、仕方がない。魂が残っていれば、たとえ体が滅んでも意味がある
閲覧履歴
なし