宗教生活にも原始生活の面影を宿したところがある
鈴木大拙
修行に修行を重ねて達観し、悟りを開いた人には、その人にしか見えないものがあったりするらしい
志村けん
表面はすこしも実直ではないが、体質としては農耕人的で、毎年、同じ場所で種をまき、やがて収穫を得る、その反復をつづけていくことを軸にして生きている
色川武大
いにしえの聖賢の教えは、今の世の中に当てはまらない部分が多い
中江藤樹
しかし美しい女を求める者は多い
墨子
恐竜研究をしていると、かつての恐竜の姿には人間の社会と重なる部分もある
小林快次
(日本の建築家は)伝統的に、ものを美しく作る繊細な能力がある
伊東豊雄
美しくて繊細で20世紀型の自然から切り離されたモダニズムのスタイルを押し進めていくような建築が、今でも圧倒的に多い
年齢の尺度がなくても、自分たちの価値観だけで成立しちゃう狭い世界で生きているところがある
ミッツマングローブ
日本文化の独自性、わび・ さび、もののあはれ、などといった、感性を掴み出して芸術化したものは、外人には分からない世界だ
中曽根康弘
豊かな時代に生きていると、どうしても死というものを忌み嫌うみたいなものがある
樹木希林
今日文明開化の人々がなくてはならぬと云うようなものは、原始生活をして居るものには何も要らない
神々の造り給うた、人間の営みを含む天然のありようを、人間の力で再現しようとする試みが芸術
浅田次郎
日本人の宗教観や倫理観は、日常生活そのものと深く結びついており、キリスト教のように教義、説教、礼拝などと明確に結びついてはいない
河合隼雄
肉体的に段々と衰える、下り坂を下ることの中に人間としての成長を見出すという逆説を考えなくては本当の意味での老人の適応ということはあり得ない
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