肉体的に段々と衰える、下り坂を下ることの中に人間としての成長を見出すという逆説を考えなくては本当の意味での老人の適応ということはあり得ない
河合隼雄
心のままにまっすぐ砂漠へ踏み込んでいって、飢えるか狂うか、生きられぬ段階に至るまでの、生きられぬことの葛藤のプロセスこそ、生きるということではあるまいか
色川武大
大衆の知能程度を考えれば、並みの人間より頭がいいと言われても、あまり嬉しくない
サマセット・モーム
年老いていくのが耐えがたい理由は、肉体や精神の衰えではなく、記憶の重さに耐えかねることである
長い目で見れば、利口者や金持ちに生まれつくよりも、運の良い人間に生まれついた方がいい
気力を失うこと、つまりやる気が次第に消えていくのが、心にシワが寄っていく明確な証
鈴木健二
日々新たな創造をしていくような人生でなければ、人間としての進歩もないし、魅力ある人にはなれないだろう
稲盛和夫
目的に向かって進んでいく人、挫折を重ねていく人、そして、だらだらと一生を終えてしまう人の一番大きな差は、願望の強さなのです
才能があるかどうかっていうのは、努力の限界まで行ってみないと分からない
櫻井翔
年上の女を思い切って恋人や妻にするほどの男は、あらゆる点で女に魅力的な要素を持っているとみなしていい
瀬戸内寂聴(恋愛)
人生には損得を考えずに、お金を使わなければならない場面がある
林修
才能に恵まれているばかりに、その才能だけで誤魔化して、努力というか勉強をしない人があまりにも多い
三木谷浩史
才能という言葉が必要になるのは、ある高さまでいってからで、努力によって自分の力を最大限にまで高め、その限界を乗り越えようとする時に、初めて才能というものが必要になってくるのではないだろうか
谷川浩司
立派な人物というものは、時間をかけてゆっくり成長するものであって、騒々しい状態では本物の立派な人物になることはない
吉田松陰
(ある程度年齢を重ねてくると)人生の巻き戻しやリセットはできないことが分かっているだけに、尚更、私たちは自分の選択や決意を無理やりにでも肯定し、失敗していない、と自分自身を慰めないといけないような気持ちになってしまう
山田ルイ53世
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