ああ われ何の面目ありて見えむ大君に将又逝きし戦友の父兄に告げむ言葉なしいざまてしばし若人ら死出の名残の一戦を華々しくも戦ひてやがてあと追ふわれなるぞ
山本五十六
思いおく言の葉なくて、ついに行く、道は迷はじなるにまかせて
黒田官兵衛
軍はただ平攻に攻めて勝ちたるぞ心地はよき
源義経
永(ながら)く恩顔を拝(はい)し奉(たてまつ)らず、骨肉同胞の儀すでに空(むな)しきに似たり、悲しきかな
受けつぎて国の司の身となれば忘るまじきは民の父母
上杉鷹山
契りあらば六つのちまたに待てしばしおくれ先立つたがひありとも
大谷吉継
丸くとも一かどあれや人心 あまりまろきは ころびやすきぞ
坂本龍馬
世の人は我を何とも言わば言え 我が成す事は我のみぞ知る
武士は、仮にも弱気のことを云ふまじ、すまじと、兼々心がくべき事なり
山本常朝
少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなり
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
西郷隆盛
朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり
孔子
いたずらに身を衛(まも)ることを知る者、いずくんぞよく国(やす)を安んぜんや
吉田松陰
身はたとひ 武蔵の野辺に朽ぬとも 留置きまし大和魂
天下 才なきにあらず、用うる人なきのみ、哀しいかな
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