軍人の名言集
まして乃木将軍は全将兵に慕われている人格者なのですから
阿南惟幾
陛下は国際世論を重視しておられる。金融や貿易で、我が国が英米に大きく依存しているのをご存知なのだ。参謀本部の将校などよりも、ずっとよく勉強しておられる
毒ガスは装備の不十分な我が軍には必要な兵器だからな。
だから国際法違反は違反だ。何とかこれ以上、日本軍の評判を落とさない方法はないか
(1944年、アメリカ軍との戦い)叩いても叩いても敵の物量は無限大だな、海から軍艦が湧き出るようだ
(阿部総理に対して)今は戦時です。解散、総選挙で政治に空白をつくる余裕はないというのが結論なのです
(阿部総理に対して)強引に解散なさるのも一つの道ですが、林将軍の轍を踏むのは目に見えています。ここは潔く身を引かれて、軍人全体の評価を高めて頂くのが最良と私は考えます
(ポツダム)宣言文を発表するなら、反論も併記するべきだ。国民の戦意が低下する
乃木大将は名将だ
火事場ドロは良くない、イタリアは世界の信用を失って、長い目で見ればマイナスになる。真似るべきではない
国家の独立を維持し国勢の伸張を図ることが最緊要のことと存じます。この事たる、諸君及び我々の共同事務の目的であって、独り政府のなすべきことで御座いますまい
山縣有朋
乃木大将だけは死んでから非常に光が出たのう
※乃木大将…乃木希典
弱い羊だけが群がっている世の中など嫌だ。虎の寝そべっている野辺を突き進め
憲政は欧米人の特有にあらず、わが憲政の前途多望なり
わしは一介の武弁である
(第一次ソ連 ー フィンランド戦争「冬戦争」の時の言葉)戦闘能力を失ってからでは、ソ連の全面占領を受けるしかなくなる
マンネルヘイム
(五台山 ー 中国における仏教徒の四聖山の中でも最も聖なる山 ー について)仏教徒のローマ教皇、ダライラマの牢獄とはいわないが、現在のすみかだ
(1908年7月の日記に記した言葉)中国当局はダライラマをしっかり監視しているようにみえる
(最高司令官として国防軍に出した最初の命令文)大統領は1939年11月30日をもって私をフィンランド軍の最高司令官に任命した。勇敢なるフィンランドの兵士諸君!私がこの職に就いた今、我々の不倶戴天の敵が再びわが国を侵している。まずは自らの司令官を信頼せよ。諸君は私を知っているし私も諸君を知っている。また、階級を問わず皆がその本分の達成のためであれば死を厭わないことも知っている。この戦争は我々の独立の継続のため以外の何者でもない。我々は我々の家を、信念を、国を守るために戦うのだ
(娘ソフィーへの手紙の言葉)歳と健康を考えれば私は最高司令官の重責など引き受けたくなかった。しかし私は政府と大統領の懇願に膝を折らねばならなかった。私は今4度目の戦争の中だ
(フィンランド大統領府前での就任演説での言葉)議長、温かいお言葉感謝申し上げます。誉れ高い議員の皆さんに国難の時に国家の長たる職務の二度目の許しをいただいたことに、私にのしかかる責任を重く感じています。大きな課題は我々の未来を守るために打ち勝たなければならない困難です。今、真っ先に私の心にあるのはもう5年の間戦っているフィンランド軍のことです。議会、政府の支援と我々を支える人々の満場一致によって、我々は独立と国家の存続の維持に成功すると私は望み、そう信じております
(マンネルヘイムがツダノフに示した覚書)ソ連はフィンランド国民に対して、自由な政治体制の選択を保障する。その代わり、フィンランドはソ連と敵対する第三国がソ連の領土を攻撃する際に、フィンランドの国土を利用することを断固として拒否し、自国の防衛と両国の安全保障のため戦う。その際ソ連に対して軍事支援を要請する
(リスト・ヘイッキ・リュティ前大統領の戦争裁判での発言)前大統領の時代、我が国は非常に困難な情勢にあった。そのこと考慮してほしい
(意見を求めてきたリュティ大統領へ語った言葉)我が軍は健在だ。講和の機会は軍が作ってみせる。貴方は毅然と無条件降伏を拒絶してほしい
大統領、気をしっかり持ってほしい。無条件降伏を受け入れれば、未来永劫我が国民は塗炭の苦しみを味わうことになる。絶対に受け入れてはならない
(無条件降伏を要求してきたソ連の対応について述べた言葉)我が国との戦闘を早期に終結させ、ドイツとの戦争に専念したいのだ
戦果に酔ってはいけない。前線は恐ろしい現実が迫っている。私はどんな条件でも即時講和を支持する
フィンランド湾の防備を無くすことは、ソ連を攻撃とようとする第三国がフィンランドを攻撃して来た場合、防戦する事が出来ない。かえってソ連の国益を損なう事になる
勇気と銃剣だけでは戦争に勝てない。どんな過酷な条件であっても、講和の機会は逃してはならない
強国に追従することは、強国に逆らうのと同じぐらい危険である
我が軍の将兵の奮戦は、世界中の称賛を呼び起こしたが、3ヶ月半の戦いが終わった今も、我々は吹き荒れる嵐の中でひとりぼっちで立ち続けている
君の判断を信じよう。カレリア地峡の全部隊は、遅滞戦闘に移行。全軍の集結地点はイハンタラへ変更
実際、これほど我が軍の将兵が強く、ロシア兵がこんなに弱いとは思わなかった
自国すら守れない民族を他国が助けてくれるはずがない。もし、助けてくれることがあるなら、何か別の野心を持っているだけのことである。従って、大国に頼り切ることは大国に逆らうのと同じくらい危険である
かつて我々は自らの手で独立を果たし、自由な未来を守ると誓った。自分たちの国を自らの手で守ることの出来ない国の主張など、他国は認めはしない。我々は自分たちの手で未来を守らなければならないのだ
戦える力がまだ残されている今こそ、和平交渉を行わねばならない。軍が壊滅した後、何を交渉材料としてソ連と協定を結ぶのだ。残されるのは、完全な屈服だけだ
彼ら貧民の子弟こそ、真の国家の柱石である
西郷隆盛
われ外出するとき、路上多くの貧人に逢うが、彼らはみなあくせくして政府に税金を納めている。われは却って為すことなく安泰に生活している。これ実に痛心の至りである
わが家族が為すこともなく生活していられるのは、これを誰の恩と思うか。みな人民の課税から出た資のおかげである。これを思うか らこそ、外出して人の顔を見るたびに自分は心苦しく思っている
われらの子供で誰がもっとも愚かであるか
児孫のために美田を買わず
官軍もなかなか上手に鉄砲を撃つようになったのう。これで安心でごわず
己を尽くして人を咎めず。我が誠の足らざるを常にたずぬるべし。我を愛する心を以って人を愛せ。自己を許すが如く人を許せ。人を責めるが如く自己を責めよ
世のすべての人から貶されても落ち込まず、すべての人から褒められてもうぬぼれるな
志を貫くためには、玉となって砕けることを本懐とすべきであって、志を曲げて瓦となってまで、生きながらえるのは恥とする
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
断じて行えば鬼神もこれを避ける
このへんでよか
敬天愛人(天を敬い、人を愛する)
徳に勤むる者は、これを求めずして、財自(おのず)から生ず
(税制は)上を損じて下を虐(しい)たげぬもの也
万民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒(いまし)め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し
正論では革命をおこせない。革命をおこすものは僻論(へきろん)である
事に当たり、思慮の乏しきを憂うることなかれ
天の道を行う者は、天下こぞってそしっても屈しない。その名を天下こぞって褒めても驕(おご)らない
思い切ってやりなさい。責任は私がとる
功立ち名顕るるにしたがい、いつしか自らを愛する心起こり、恐懼戒慎の意、緩み、驕矜の気、しばらく長じ、その成し得たる事業をたのみ、いやしくも我が事をし遂げんとまずき仕事に陥り、終に敗るるものにて、みな自ら招くなり。ゆえに己に勝ちて、見ず聞かざるところに戒慎するものなり
道は天地自然の未知なる故、講学の道は敬天愛人を目的とし、身を修する 克己をもって終始せよ。己に勝つ極功は「意なし、必なし、固なし、我なし」と云えり
およそ思慮は平生、黙座静思の際においてすべし
功のあった人には禄を与えて、能力のある人には位を与えよ
心慮りて白と思えば決然として行う。しばらくも猶予すべからず。心慮りて黒と思えば断然これを行わないことである
道は決して多端なものでない。誠に簡単なものである。ただ白と黒の区別があるだけである
過去の過ちを悔しく思い、あれこれと取り繕おうと心配するのは、たとえば茶碗を割ってそのかけらを集めてみるのと同様何の役にも立たぬことである
過ちを改めるにあたっては、自分から誤ったとさえ思いついたら、それで良い。そのことをさっぱり思いすてて、すぐ一歩前進することだ
命も要らず名も要らず、官位も金も要らぬ人は始末に困るものなり
事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
大事に望みては、機会は是非、引き起こさざるべからず
世上の毀誉軽きこと塵に似たり
天は人も我も同一に愛し給ふゆえ 我を愛する心をもって人を愛するなり
幾度か辛酸を経て、志、初めて堅し。丈夫は、玉砕に及んで、瓦全を愧じる
我が家の遺法、人知るや否や、児孫のために美田を買はず
小人は、己を利することを欲し、君子は、民を利することを欲する
命もいらず、名もいらず、官位も金もいらぬ人は、始末に困るものなり。この始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
人は、己に克つを以って成り、己を愛するを以って敗るる
己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ
急速は事を破り、寧耐は事を成す
人を相手にせず、天を相手にして、おのれを尽くして人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし
みだりに外国の盛大を羨んで、利害損得を論じ、家屋の構造から玩具にいたるまで、いちいち外国の真似をして、贅沢の風潮を生じさせ、財産を浪費すれば、国力は疲弊してしまう。それのみならず、人の心も軽薄に流れ、結局は日本そのものが滅んでしまうだろう
電信を設け、鉄道を敷き、蒸気仕掛けの機械を造る。こういうことは、たしかに耳目を驚かせる。しかし、なぜ電信や鉄道がなくてはならないのか、といった必要の根本を見極めておかなければ、いたずらに開発のための開発に追い込まわされることになる
西 郷隆盛
人間がその知恵を働かせるということは、国家や社会のためである。だがそこには人間としての「道」がなければならない
苦しいこともあるだろう言いたいこともあるだろう不満なこともあるだろう腹の立つこともあるだろう泣きたいこともあるだろうこれらをじっとこらえてゆくのが男の修行である
山本五十六
国大なりといえども戦好まば必ず滅ぶ 国安らかなりといえども戦忘れなば必ず危うし
出しかけた小便は止められません
イザ戦う時には水平線の彼方に敵艦隊の煙が見える前に、撃滅してしまう決心である
ワシントンで行われている対米交渉が妥結したならば、直ちに反転し帰投せよ
日米開戦は国際情勢いかんであり、そのと きは思い切った戦法とらねば勝ちを制しえない。海戦劈頭にハワイ方面の米艦隊主力に全航空攻撃をし当分西太平洋進行を不可能にする。目標の米艦隊群への攻撃は片道の雷撃攻撃とし自ら指揮し全力でやるつもりなので研究を求む
私はつねに艦隊の最先頭の旗艦の艦橋にあって指揮する。これは日本海軍の伝統なのです
真珠湾攻撃は、最高指揮官たる私の信念だ。どうか私の信念を実現することに全力を尽くしてくれ
死を以て責に任ずるという事は、我が武士道の根本である。その考えが腹の底にあればこそ、人の長としても御勤めができる。そういう人が艦長に居ればこそ、日本海軍は大磐石なのだ
大尉にもなって自分の長所短所が判然と分らぬようでどう修養するつもりか。真実なら自分のことは自分が一番よく知っているはずだ
エイブラハム・リンカーンが好きだ。米国人といわず人間として偉い男と思う
劣勢比率を押しつけられた帝国海軍としては、優秀なる米国海軍と戦う時、先ず空襲を以て敵に痛烈なる一撃を加え、然る後全軍を挙げて一挙決戦に出ずべきである
唯あんな(日独伊三国)同盟を作って有頂天になった連中がいざと云う時自主的に何処迄頑張り得るものか問題と存じ候。当方重要人事異動の匂いあり唯中央改善と艦隊強化も得失に迷いあり候
伸びきったゴムは役に立たない。今の日本は上から下まで、全国の老人から子供までが、余りにも緊張し伸びきって、それで良いのか
日米開戦に至らば己が目ざすところ、素よりグアム・フィリピンに非ず、はたまたハワイ・サンフランシスコに非ず、実にワシントン・ホワイトハウスの思ならざるべからず。当路の為政家果たして此本腰の覚悟と自信ありや
射撃の失敗を喜んでいる。今回命中したら大和の射撃はそれまでだ。しかしこの失敗あって日本海軍砲術の明日がある
あと百日の間に小生の余命は全部すりへらす覚悟に御座候
(戦艦大和は)役には立たないが、床の間の置物に似て、それを中心にして士気を高めるには役立つだろう
男は天下を動かし、女はその男を動かす
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