実業家の名言集
テレビCMなどで当社は「お、ねだん以上。ニトリ」というキャッチコピーを使わせてもらっています。扱っている商品のひとつひとつが、品質・機能のすべてにおいてお値段以上の価値がある。つまり、価格は安いけれど品質はチープではないという意味です。そしてそのことについて、お客様が「お、」と小さな驚きを感じてくださる。「なぜニトリは売れるのですか?」という質問を最近よくいただきますが、答えはこのことに尽きると思います
似鳥昭雄
同僚には「社長のために命をかける」というヤツもいました。でも、僕はそんな気はぜんぜんありませんでした。
だから、最初から何もしなかったんです。契約が取れなくてクビになりましたが(笑)
そのときに、もし「お客さんのために」とか、「社会のために」と言ってくれたらヤル気も出たと思うけど、「社長のため」では、全然気合が入りませんでした
コンサルタントは決して顧客を褒めてはいけないんです。「ここも、あそこも問題だ」と、ズバズバ弱点を突いて、こちらの知らないことを教えてくれる存在でなければいけません
人間、「褒めて欲しい、褒めて欲しい」と願っているうちが華で、褒められるようになったらおしまいです。いい気になって我流で進むようになったら、必ず失敗します
僕の一生の目標は、アメリカ研修で決定しました。当時日本人の給与所得は、アメリカに並びつつあるのに、生活レベルはどうしてこうも違うのだろうと衝撃を受けました。理由は、日用品全般の価格の低さにありました。日米の給与は一緒でも、アメリカの物価は日本の三分の一でした。日本人の給料を3倍にすることは僕にはできません。しかし、価格を三分の一に引き下げることはできる。そうすれば結果的に日本人の生活はいまの3倍は豊かになるはずです
人づくりに関して、僕は創業当初から、とにかく優秀な人材が欲しかったのです。人材を育てるには30年、少なくとも20年はかかりますが、そもそも学びに適した人材を登用しないことには話になりません。そのためには、新卒採用はもちろんのこと、中途採用も積極的に行ってきました。人材をスカウトせずに成功した企業はないからです
年功序列などは論外です。20から30代を改革に捧げてきた人も、40代から50代では歩みが止まるかもしれない。歩みが止ま った瞬間、うちでは降格が始まります。当然給料も下がっていきます。厳しいかもしれませんが、これくらいでないと志は成し遂げられません
人間の一番高度な欲求は自己実現です。それが働くうえでの一番のモチベーションになります。単に給与や役職がもらえるということでは弱いのです。仕事を通じて社会に貢献できるという達成感こそが、最高の褒美なのです
僕が社員によく言うことは、「会社のため、社長のため、そういうことは考えなくていい。自分のためにやってください」ということです
品質には徹底的にこだわっています。いくら安価でも、安かろう悪かろうでは話になりません。そんなことでは一度はニトリ製品を買ってくれても、二度目の購入はありません
頭が切れてパーッと先回りできる人間はいるけれど、そういう人間は実は先々成長しません。「ウサギとカメ」のウサギと一緒で、途中で満足して飽きてしまったりするからです
人生において師を持つことは大切です。それも厳しければ厳しいほどいいのです。親父代わりとも呼ぶべき恐ろしい大師匠、渥美俊一先生の出会いがなかったら、現在のニトリはありません
人間は現状を否定することからのみ成長することができます。取り柄ができてしまうと、どうしても守りに入ってしまいがちですが、それでは進歩発展していきません。昔は優秀だった人が、いまでは錆びついてしまって使い物にならないということはよくありますから
入社以来、数年間同じ上司のもとについているなどということは、我が社ではありえません。次々に部署異動して新しいことを勉強してもらうのです。本人にとっては恐ろしいと思いますよ。やっと慣れたと思ったら、すぐに別の業務に就かされる。それが延々と続くわけですから
人材を育てるコツがあります。それは「高速配転教育」です。1年半ごとに部署をどんどん変えていくのです
不景気の一番の利点は、社員が成長できることです。経済が上向きのときは、人間は成長しません。でも不況になれば、何とかしようと努力します。むしろ一番困るのは、好景気が長続きすることです。社員が成長しませんから。不況、大いに結構です
リスクを自ら取り込む。リスクがないと社員は成長しない
チョ ロチョロとどこかを接ぎ木して変えてもダメだ。もはやガラッとイチからすべて変えるくらいの改革が必要だ
ビジネスに限らずとも、思い付いたことを実行するのとしないのとでは天と地の差がある。そこで成功するかどうかの道が分かれる
ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃いのです。ニトリの社員には 80歳までの年間計画を書かせています
従来と同じ方法では解決できないことが多いですし、基本は現状否定の姿勢で臨んでいます
重視するのは成功する まで諦めない執念深さです。様々なことを学び、失敗を恐れず、前向きに乗り超えていける人はどんどん伸びていきます
環境は常に変化していますから、過去の成功は忘れ、新しい方法に切り替えていかなくてはいけません
27期連続増収増益できた秘訣は、徹底した品質主義です
密度を高めて仕事すれば、遊びの時間も自ずと生まれる
常に刺激を受け、新しい発想を得ることが成長に不可欠
私の場合は「日本人のために豊かな暮らしを提供したい」ということですね。このロマンを持ったことで、私の人生は大きく変わりました
人生の目標を持つ前は自分の暮らしだけで精一杯だったのですが、持ったことでそれまでの消極的な考え方が180度変わりました。そうすると、休みなく働いていても全然辛くないのです
企業家はロマンとビジョンを持つことです。ロマンとは世のため人のため、ビジョンは10年先20年先の目標立てです。これを全従業員と共有し達成することが大切
私は自分達で調査したものでしか判断しません。評論家やアナリストの意見や指摘は参考にする程度です
初めは少ない特徴でも2つ3つと増やしていく。これが抜きん出ると世界一になれる。その代わり業態で最も影響力のある特徴を持つ必要がある
私は常にまわりと逆を行くように意識していました。景気が良いときは比較的抑え気味で、景気が悪いときはスピードをゆるめずに進むのです
願望と実態は天と地ほどの差がある
まわりと同じことをやっていてはダメ
成功の秘訣は、顧客の為なら喜んで損をする覚悟にあり
以前は楽をするのが好きでしたが、誰かのためにと高い目標に向かって皆で努力する達成感を知ったあとは、たとえ休みがなくても仕事が楽しいのです
ロマンとは人のために何かをすること、したがってロマンチストとは人のために何かをしたいと思い、またそれを実行で きる人のことです
お客様のことを考えて商売をすれば、お客様はきちんと応えてくれる
競争が進歩を生むのですから、日本に外国企業が進出してくるのは私としては良いことだと思います
自分のためだけにする努力よりも人の幸せのためにする努力の方がやる気が出る
仕事は、思いつきで行動するよりもきちんと手順を踏んで考えていくことが大事です
夫婦関係と同じように、ビジネスでも見返りを求めません。儲けようとするとお客さんは逃げていきます。喜んでもらえばいいのです
うちのモットーは「一に安さ」「二に安さ」「三に安さ」です。お客さんにとって1円でも安くするためには、どんな困難であれ乗り越えてみせるという思いです。あくまでも世のため、人のため。儲けるとか売上とか、店舗数なんてことは考えません。どんな苦労もいとわずにやってきました
売り上げや利益よりも社会貢献には店舗数が必要だと分かってきました。チェーンストアがあることでアメリカの人々に豊かな暮らしが定着していましたから
人のために何かをすることがロマンだと思います
創造して破壊して、破壊して創造する。そのプロセスが大切なのです
当社では「頑張る」という言葉も使いません。「頑張る」なら、具体的に何をどう頑張るのかを示してもらわなくては言われた方も納得できません
本質的ではないことに振り回されているのが、日本の小売業です。小売業=接客という図式が当たり前のように信じられていますが、私たちはそれを、科学と論理によって実現しようとしているのです
本当にお客様のためになっていれば必ず利益が後からついてくる。私たちはブーメラン効果といっています
人間は、現状を否定することからのみ、成長できます
(座右の銘)七転び八起き以上の“九転び十起き”
広岡浅子
ほかの炭鉱に成功するものがあるのに、この炭鉱ばかりが失敗する道理はない
成功の秘訣は、その人に情熱があるかどうかにかかっている
人間、何が幸いするか分かりまへん。こないな目に遭わなんだら、おそらく気いつかずに終わったと思いまっせ。万屋さま、さまどす
これまでに倒産したとこは負けや。他人のせいやない。時代に乗り遅れて手も打てなんだのやろ。商いは、自力で勝つしかない
どうせ死ぬのなら、ひと戦してからや
遺言はしない。ふだん言っていることがすべて遺言
体を売る女をなぜ責めるのか。彼女たちはほかに手段がないからだ。ではなぜそうなのか?それは男たちが女子教育の機会を奪ったからだ
何でも初めから無理と思ったら、結果もそのようになります。無理でも目的を立てて、どうしたら完遂できるか、焦点を絞っていくことが大切です
私は婦人で も十分に経営する才能があることに自信をもっています。婦人でもできないことはありません。必ずできるのです
そこで婦人も安逸を貪り、飽食暖衣(ほうしょくだんい)して空しく時を過ごすべき時代ではありません。大いに生産事業に力を尽くし、国家の富を増進せしめなければならないのです
日本の現在のもっともたいへんなところは経済です。富を得ることが必要です。富を得るには倹約よりも生産事業を起こすことが必要になります
貧しい人々の救済に働こうとするならば、自ら貧しい人々の生活に入り込んで、その生活の有様を見てきてはじめて、彼らを救う方針が立つのです
商売をするならば、その道の玄人に負けない知識を持ち、商店と競争して利益を上げる覚 悟をしなさい
読んでも消化しなければ、せっかくの真理を煙にしてしまうのです
どんな有益な書物でも、読まなければ死骸の文字です
男子も尚企てざる冒険的事業を敢へて為したので、狂気扱ひにせられたことも度々でありました
“確認”こそ全ての勝利者のものであると言えるよね。確認しても失敗した、負けたとしたら、それは確認が甘いのよ。甘い確認も、甘い考えも負ける!ハッキリしてるわ。甘くていいのはお菓子だけよ(笑)
吉川幸枝
相手が少し悪い心で、 接せられた時は勝ちやすいわよね。相手の非を責めるという形がある。でもね、相手がそれを知って覚悟してきている場合は、負けることが多い
何かが起きて自分が被害をこうむったということは、自分に非があったということなのよ。だからね、その非を最初から認めて、相手を説得すれば勝てるのよ
能力のない人は、一生懸命時間をかけてやれる人。そこを私たちが見極めるべきなんです
5時間6時間も同じ事をやらなければいけない仕事は、能力のある人は絶対嫌がるし(仕事の)出来上がりも悪い
いまの若い人たちは、たとえば夫婦2人で月20万円ずつ稼いでいたら、月40万円の生活をする。そうではなく、そのうちの月10万円でいかに生活するかを工夫し、残りは将来の大きなチャレンジのために貯金に回すのが大事。地道な努力が成功につながるんです
わずかなお金でどうやって1か月を生き抜くか、そんなことをずっと考えて生活してきた。極貧が商売の原点にもあります
贅沢とは時間を無駄にすること。私は人が10年かかることをどうやって1年でやろうかと考えて、それを実践する
ゴージャスに生きてますけど、贅沢はしていないんですよ
誰でもね、年齢が来たらやらねばならぬことがある。だから、私もそれをやろうとしているのよ。見ていてね。いや、感じてね(笑)
合理的、合理的で動いてしまうと、その過程が心に残らない。そこが一番もったいないよね。一番人間の力が得られるところなのにね
不合理に生きたほうがいろんなことを知れるよ。あんまり合理的にやると、何も分からなくなってしまうから気をつけてね。不合理の方を選んだ私は、不合理の中で悪戦苦闘してきたので、何かするのが人より早くできるようになったけどね(笑)不合理は時間がかかるもんね
目にも見えない、肌でも感じないものを感じ、大切にして、それを使って自分を生き生きと輝かせて、周囲を楽しくさせるエネルギーに変えて、全てを動かしていく
私は今でも「成長したい、成長したい」と背伸びをしています(笑)
私の言葉は黄金で、心はダイヤモンド、歩く姿は観音様ということに気がつきました
美人っていうのはね、生まれつき美しいだけなのよ(笑)。でも、私はねグロテスクでも極めちゃっているから、極めつくしたその極めた美しさというのが本当の美しさじゃないかな?
子供や孫のために、何かをやらなければいけなくなった時は、素手で地球をも壊せると、本気で思っているのよ。でも、50を過ぎた息子に言ったら、きっと気持ち悪がるよね~。直接は言ってないからいいけどね(笑)
私のこぶしでパンパンと地球をたたけば、バラバラと崩れ落ちると思ったの。(子供を産むことで)それほど強くなったような気がしたの
“産む”あなたは、“恵み”を生む人だから全てのことを生み出す力をつけてもらうということなのよ。全てのことを生み出す力をつけてもらったら、親だからやれる力が出てきて、必要なお金はどんどん生み出せるし、弱い身体もどんどん強くなるの
子供は“恵まれる”っていうでしょう? “恵まれる”そのものなのよ
女性の社会進出によって晩婚化し、(子供が)できにくい人もいるかもしれない、でもね、今は医学、科学が発達して子供が作れる時代になっているでしょう?これは神様がそれを許してくれているんじゃないかな?このことだけは、助けを借りてもいい、どんなことをしてでも作ってほしいの。私の全身全霊を持ってお願いしたい!
世の中に“絶対”はないけれどこのひとつだけは絶対と言える。女性は本当に子供を作ってほしい!心から思うわ
自分の命よりも尊いものを握りしめる、抱きかかえるというのは、子供や孫しかないわけでしょう?
そんな喜びというのは、してみないとわからないことだから、しないうちに拒絶してしまうのは、とってももったいないことだと思うの
心の花園って、映画見ている時でもなければ、ご馳走を食べている時でもなければ、買い物をしている時でもないの。心の花園は命のあるもの、自分の分身たちに囲まれて、心を触ってくれることじゃないかな
(正月の宝船“福禄寿”について)寿は、命のことです。寿命と云いますね。
寿命…尊い命をめでたくして健康なまま生きた人のことを寿命と言います。
寿命、天命、宿命、運命、長命、短命、志命…その他の命命の総てを寿(ことぶき・尊い・めでたい)にした人の命・一生を指します
(正月の宝船“福禄寿”について)禄は、財の事です。お金持ちで位も高い人の事を、“禄高”と言って表現してきました。お金も位も低い人を“ろくでなし”といいますね(笑)
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