警察長は政務を行うより、むしろこれを監察すべきである、これを監察するより、むしろ指令すべきである
川路利良
君主や政府に奉職する者は、公正忠実に職務に励み、その職に殉じる覚悟がなければならない
上司に失態があれば自分の補助が足りなかったと考え、外に向かって自分に応じ、内に向かって自分を責めなければならない
警察官のような者は、人を教え諭す官吏であるから、他の人々の模範となるべきだ
署長は自分の署の警部以下が職務上のことで争いを起こした場合は、努めて分かりやすく事情を説明して、これを解決しなければならない
人を統御する官職にある者は、全て公正の二文字に依拠して任務を遂行しなければならない