過ちては改むるに憚(はばか)ることなかれ
孔子
永(ながら)く恩顔を拝(はい)し奉(たてまつ)らず、骨肉同胞の儀すでに空(むな)しきに似たり、悲しきかな
源義経
受けつぎて国の司の身となれば忘るまじきは民の父母
上杉鷹山
少し理屈などを合点したる者は、やがて高慢して、一ふり者と云はれては悦び、我今の世間に合はぬ生れつきなどと云ひて、我が上あらじと思ふは、天罰あるべきなり
山本常朝
武士道に於(おい)ては死狂ひなり
朝(あした)に道を聞かば夕べに死すとも可なり
知らざるを知らずとなすこれ知るなり
義(ぎ)を見(み)て為(な)さざるは、勇(ゆう)なきなり
君子は周(した)しみて比(おもね)らず、小人は比りて周しまず