僕は葬式の中に映画を見ちゃったんですね。葬式という形で、映画が丸ごと天から降ってきた、という気がしました
伊丹十三
出張料理なんかも、それで儲けるというほどの規模じゃありません。でも客がぜひと望んでいるなら、喜ん で引き受けなければならないと考えて対応しました。一〇〇㎞以上離れた場所でもトラックを仕立ててよく行ったものです
道場六三郎
自分が興味を持っている人や好きな人が特定の作品を褒めていたら、僕はその映画を観に行って、その音楽を聴いてみる。そうすればその人との話のネタが増えるし、感想を語り合うことで距離も縮まるはずですから
鈴木おさむ
この業界は、やりたいと言わないと盗られるぞ」と。聞いた瞬間は、ぶっ飛ばしてやりたいと思いました。でもその忠告のおかげで、僕も変わることができ、数々の仕事を得てきました
『四谷怪談』というのは本当によいお芝居で、5時間で演じ切れない部分のどこを割愛していけばいいか、というと、本当からいえば割愛していいところなんかないわけです。ですが、今回は言ってみれば、裏表、裏表ときれいな部分と醜さが反転してゆくという演出家の趣向なんです
坂東玉三郎
やっていることが私なんです、とお答えするのが一番確実なのかもしれない。それで、そのときどき偶然に見えるものが事実だと思うんですね。だから、昨日言ったことが本当か、今日言ったことが本当か、じゃなくて、どちらも本当なんです
同僚には「社長のために命をかける」というヤツもいました。でも、僕はそんな気はぜんぜんありませんでした。
似鳥昭雄
昔のハイライトみたいな感じで、その柔道の山下さんとか、岩崎恭子ちゃんとか。どちらかというと試合の映像より、試合後のインタビューだとか、表彰式の方が覚えている気がします
伊調馨
僕は「会社員とか絶対無理」と思っていたんです。毎日同じ職場・人間関係の中でルーティーンを続けるのは、僕にとって苦痛でしかないですから
栗原類
(小学3年生の頃)学校の朝礼で「子どもが歌謡曲を歌うのはよくない」と言われたんです。だけど僕は『Heartbreak Hotel』をデタラメな英語で歌っていたみたいなんです。それを聴いた同級生が先生に「(宇崎さんが)歌謡曲を歌っていた」と密告して、学校に母親を呼ばれたんです。
宇崎竜童
僕は、(妊娠中の)母親に靴下を履かせてあげたり、ボタンを買ってあげたりとお手伝いをしました。母親のお手伝いを通して、僕を身籠っている時も、こんなに苦しいのに、これに耐えてくれたんだと思い、命を大切にしなければいけないんだと感じました
山田倫太郎
最近、自分の酒を飲む仕草(しぐさ)が父に似ているとふと気づきました。あの世へいったら、どの縁のあった男よりも一番早く父に逢い、ゆっくり二人で酒を酌(く)み交わしたいと思います
瀬戸内寂聴
ある朝起きたら、片目がパタっと見えなくなっていたんです。ガンの時より、こっちの方がガックリきましたね(後に目が見えるようになった)
樹木希林
僕は好奇心がなくなったら仕事は辞めようと思っています。つまり、どれだけお金くれると言っても、僕は興味のないことでは動けないんですよね
秋元康
スケートと出会えたことがまず は人生が一番大きく変わったことです。人生が変わったというより、そういう人生だと決められていたのかもしれませんけど
浅田真央
閲覧履歴
なし