宇崎竜童の名言集
もう生まれ変わりたくない(笑)。阿木はもう解脱してますからね。この人はもう生まれ変わってこない。だから僕は生まれ変わってくると孤独になっちゃうんで、生まれ変わりたくないんです
宇崎竜童
僕は『天から降ってくる音符を受け止め、映し出す鏡を持たせてもらっているのだ』と考えるようになった。テクニックや理論も大事だけど、いつも曇らない鏡でいることが一番
降ってくるものをいただいて、僕は媒体になればいい、という諦めを持った時に「こんなメロディができた!」とポロッと出てくる
もの作りは修行のようなもの
作った曲を録音してパソコンなどに入れて、自分で聴いて、客観性を持つことが大事
運と縁っていうのはすごく大事だと思う
これから作曲を目指す人に言いたいのは、まず、たくさん書いてねってこと
歌を歌う仕事を30数年やってきて、自分のことをしながら隙間に人のことをやっていた。今は逆転していて、人のことをやるほうが楽しい
今後の目標は、百年後に見知らぬところの見知らぬ子供が、誰の歌か知らずに、楽しいときにふっと口ずさんでしまう親から聞いた曲、そういう曲を作ることです
自分が詞を書いてると、時間が足りなくなっちゃうんですよね。それで嫁に頼んだら嫁がいい詞を書ける人だったもんだから、これも運ですよね
僕は歌謡曲を求めている世代というのはあると思っているし、また歌謡曲を作りたいなと思います
自分は1日1曲っていうノルマを与えたおかげで、デビューするまでに600曲くらいストックがあった
(曲は)全部授かりものなんですね
音符ってこう、落ちてるんですよ。世の中に、天から。目に見えないだけで
今はメロディー先行で作っているから、自分でまず曲を書いて「ダメだな」と思ったら捨てる
デビュー当初は鳴かず飛ばずで、ビアガーデンなどを回ってライブもやりました
歌を作りたいと思うようになったのは、大学で先輩がやっていたジャズのクラブに入った頃から
僕は曲を書きたいと思っていて、大学を卒業するまでの3年間で「1日1曲書く」というノルマを自分に課したんです
阿木(燿子)の僕の最初の印象は「蚊トンボのような男」だったって
これを仕上げて、冥土の土産に、“自分は音楽的にここまでいった”というものを作り上げないと死ねない
高校1年の頃にはトランペットで曲を作っていました
僕は7人兄姉の末っ子なんです
音楽からは離れられなかった
後悔はあっても反省のない人生
中学2年でブラスバンド部に入ってトランペットを担当
(辞めたいと思った事ある?)思ったことはありますね。声があんまり出なくなっちゃったときとか。でも、めげたりしない(笑)
(小学生時代)自分で音楽をやりたくて、映画を観た帰りに映画の音楽をスペリオパイプ(リコーダー)で吹いたりしていました。この頃に聴いた音楽は、やはりどこか自分のルーツにあるように思います
いつしか、僕らのライフワークになったので、年がら年中、この作品(フラメンコ曽根崎心中)のことが頭の中を駆け巡っています
まず嫁が最初に作品を聴く人ですから。最初の客ですからね。提出して聴いてもらって、「ピンと来ない」って言われたらもうアウトなんですよ。最近は「これでいいの?」って言うんです。「なんで?」って聞くと、「遺作になるのかもしれないよね。これが遺作になっていいの?」って。誰からのプレッシャーより厳しいですよね
大学時代に周囲の友達や先輩、親兄弟にも誰かれなく「詞を書いて」って頼んでいたんです。阿木(燿子)もその中の一人だった
本当は作曲家になりたいっていう気持ちがどこかにあった
音楽に興味を持ったきっかけは、映画とFEN※FEN…米軍基地関係者とその家族に向けた英語のラジオ放送
(当時)オリジナル作るヤツがいるんだったら誰彼かまわず口説いてレコードデビューさせるとか、そういう時代でしたから。だから僕は何かデビューのために努力したかっていうと、何もしてないわけですよ。言ってしまうと、「運」
僕はこの業界でマネージメントっていう仕事からスタートしているんですね
阿木(燿子)は僕の人生のプロデューサーです。阿木がどこに向かっているかで僕の行動は決まっちゃう
(小学3年生の頃)学校の朝礼で「子どもが歌謡曲を歌うのはよくない」と言われたんです。だけど僕は『Heartbreak Hotel』をデタラメな英語で歌っていたみたいなんです。それを聴いた同級生が先生に「(宇崎さんが)歌謡曲を歌っていた」と密告して、学校に母親を呼ばれたんです。
(中学3年生まで代々木上原に住んでいた頃)近所には、森山良子さんとか、かまやつひろしさんとか、美輪明宏さんとかがいました
阿木燿子に尊敬されたい。褒められたい。半世紀前に彼女と出会ったときから、いつも心のどこかにそういう思いがありますね
今、ちょっと人の音楽にも、自分の音楽にもトキメキがなくなってきているんですよね
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