湯川さんは寝ているときに何かひらめいたら起きて、すぐメモを取ったそうですが私はずぼらですからそんなことはしません。だから同じことを何べんも考えるはめになったりします
南部陽一郎
僕は自分よりレベルが上の人と飯を食った時には「先輩、こんなに忙しい中で時間もらって、こんないい話まで聞かせてもらって、この晩飯代まで出してもらったら、僕の男がすたります。ここは僕に出させて下さい」と言って、お金を出してきた
近藤太香巳
震災のショックで、1ヶ月くらい書けなかったんです。とても大変なことが起こっているのに、こんなぬるま湯のようなドラマを書いていてもいいのかと…石井さんには言えなかったです
橋田壽賀子
藤岡さんが亡くなり、宇津井さんが亡くなり、山岡さんが亡くなり「もう鬼はやめる」と決めていたんですけど、どこに行っても皆さん「鬼はいつやるんですか?」とおっしゃってくださるんですね。そうすると、やらないと悪いような気がしてしまって…
ボクシングは中学校1年生のときに始めました。小さいときの夢というのは実は特になかったんですが、ちょっとだけやんちゃな時期があって、中学校の担任の先生が「お前、何かほかにやりたいことないんか」というので、「ボクシング」って言ったらその週末に近くの高校につれていってくださって。練習は何回も逃げ出しましたけど、なんとか、いい出会いにも恵まれて今に至っています
村田諒太
母の態度は一貫していました。「勉強をしなさい」「お魚のことは、これくらいにしておきなさい」など言われたことは一切ありませんでした
さかなクン
学生が私の癖や仕草を正確に再現したんですが、驚いたのは、私にはそれが自分の癖だとは思えなかったこと。自分の声を録音して聞くとへんな感じがするのと同じです
石黒浩
『お前は上り坂に弱い』とずっと言われていて、『下りは得意だから、下りは誰にも負けないようにしよう』とがんばっていたら、いつの間にか、小出監督に『お前は上りがうまいな』と言われて、びっくりした覚えがあります。自分で弱いと思っているだけで、納得できる走りができれば克服できると思います
高橋尚子
裕也さんが人の事をどうこういうのを聞いたことがない。そこが好き。男はそれでなくちゃね
樹木希林
義理を欠いたツケは必ず戻ってくる。自分じゃうまく立ち回ったつもりで、してやったりなんて思ってても、お天道様はお見通し、頭隠して尻隠さずっていう無様なことになっちまうんだ。義理人情を忘れた世渡りをしちゃいけないよ
岡野雅行
「今日はどんな一日だった?」と聞かれて、「フツーの一日だった」という人はクリエイティブには向いていないし、あまり幸せにもなれない気がします。「ねぇねえ、今日はこんなことがあったんだよ!」と話せることがどれだけあるか。それが発想の源だし、幸せを形作っているものだと思います
秋元康
"嫌いな人" との仕事はやめようということでした。商売相手に裏切られ、なんてひどい奴らだと思ったこともありましたが、よく考えれば相手を見る目がなかったのは自分の責任でしかない
寺田和正
酒とか飲んでたまに昔の話することもあるけど、私は昔はこうだったなんて誇りに思わないね。だって今のほうがいいに決まってるもん。昔のほうが良かった人は悲しいよね。そういう人は昔を忘れなきゃ。それが嫌ならもう死んじゃえばいいんだもん
所ジョージ
最初のころは「何言ってんだ、このやろう」みたいな捨てゼリフをアドリブで言っていたんですが、そのつど、監督が今何ていったんですか?って質問されてしまって、そのセリフをどこにどう入れ込むか、1時間半くらい話し合いが始まっちゃうんですよ。だから途中から余計なことは言わない方がいいと思い始めました(笑)
西田敏行
悩みとは、自分でどうにもできないこと。でも、人はそのことで一生悩んだままかというと、そうじゃない。みなさんは、一年前に自分が何に悩んでいたか、覚えていますか? あなたが今悩んでいることも、一年後にはなくなってしまうんです
斎藤一人
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