オレは裏街道を歩く運命なのだな。日露戦争の時は士官学校、大戦の時は陸大、大震災の時は樺太だ。生命がけで働こうにも場所が与えられないよ
阿南惟幾
僕は、やるからには常にうまくいくことしか考えていません。小心者というか、石橋を叩いても渡らないタイプだから、そもそも負ける喧嘩はしない。失敗の可能性がちらつくものには近づきません
坂本龍一
私がいた東京大学では当時、素粒子論よりも「物性論」という学問が盛んでした。日本の素粒子論は湯川さんのおられた京都大学や朝永振一郎博士のおられた東京文理科大学だけの独占的なものだったのです。それで私は物性論の教育を受けましたし、それを究めようと思っていました。なかでも物性論の大きな問題は超伝導でして、その頃から超伝導に興味をもっていました
南部陽一郎
第一流の人物というのは、少々、馬鹿にみえる。少々どころか、凡人の眼からみれば大馬鹿の間ぬけにみえるときがある。そのくせ、接する者になにか強い印象をのこす
司馬遼太郎
わかんないな、どうなるか。どうなるかわかんないから一生懸命やるんだよ。不安だから、その不安を打ち消す意味で頑張る。で、何かやると、また不安になって、次は何をやろうかって…
石橋貴明
「人の意志は弱い方が普通」だと思っている。楽な方に流れるし、依存しやすいし、諦めやすい。前提として、自分は意志が弱いから、強くなろうという目標が無いと、なりたい自分にはなれない
小池一夫
ビジネスで成功するかどうかのカギは、結局のところ、仕事を人生最大の遊びにできるかどうかだ。ホモ・ルーデンス(遊びの人の意)、人間は遊ぶ動物なのだ。人間は遊んでいる時が、最大の創造力を発揮する動物なのだ。仕事を人生最大の遊びにできれば、人は誰でも有能なビジネスマンになれる
三木谷浩史
(日本曹達、ラサ工業の社長らに大変苦しめられた経験談)運・鈍・根の信念を教えられた。以来、今日まで私は両人の悪口は一切言わないでいる
小川栄一
私は人生万事、小成に安んじろというのではない。小さな地位でも、一日一日を充実感を覚えながら働いておれば、必ず道は開けてくる。不平不満をぶちまけるだけでは、道は真っ暗だ。一時の苦を忘れ、明日を夢見ながら、コツコツ働くしかない
石坂泰三