士たるものの貴ぶところは徳であって才ではなく行動であって学識ではない
吉田松陰
ただ善を行うことに心を一つにし、死か生か短命か長命かといったことに関しては、我が身を修めて天命を待つだけだ
王陽明
才能はあっても権勢がなければ、賢人といえども不肖者を制することはできない
韓非子
百人のうち九十九人に誉めらるるは、善き者にあらず
武田信玄
富を成す根源は何かといえば、仁義道徳、正しい道理の富でなければ、その富は完全に永続することができぬ
渋沢栄一
交わってためになる友を近づけ、損になる友を遠ざけ、仮初にも己にへつらう者を友としてはならない
徳に勤むる者は、これを求めずして、財自(おのず)から生ず
西郷隆盛
万民の上に位する者、己れを慎み、品行を正しくし、驕奢(きょうしゃ)を戒(いまし)め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思ふ様ならでは、政令は行はれ難し
小人は、己を利することを欲し、君子は、民を利することを欲する
己を利するは私、民を利するは公、公なる者は栄えて、私なる者は亡ぶ
敵に勝つ者のみが勇敢なるにあらず、自己の快楽に克つ者もまた然り
デモクリトス
古より大業を成すの人は、おだやかで人と争わず、ゆったりとして物静かである
士は過ちなきを貴しとせず、過ちを改むるを貴しとなす
才あれども勤めずんば、何をもって才を成さんや
道を志した者が不幸や罪になることを恐れ、将来につけを残すようなことを黙ってただ受け入れるなどは、君子の学問を学ぶ者がすることではない
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