道を志した者が不幸や罪になることを恐れ、将来につけを残すようなことを黙ってただ受け入れるなどは、君子の学問を学ぶ者がすることではない
吉田松陰
ただ善を行うことに心を一つにし、死か生か短命か長命かといったことに関しては、我が身を修めて天命を待つだけだ
王陽明
父母は、たとえ戯れであっても、子を欺いてはいけない
韓非子
大きな功を挙げたいと願っても、願うばかりえ努力を怠っていては功を挙げることなど期待できないように、国を治めようと思っても、願うばかりで古い習慣を改めることを憚っていては、人民の乱れを治めることは到底期待できない
才能はあっても権勢がなければ、賢人といえども不肖者を制することはできない
君主が国を統一して民に力を尽くさせても、国を破られその身を殺される、というのはまだ皆、賢君である
君主を卑しくさせ国を危うくする者もまた、必ず仁義と智恵を用いて行う、ということを分かっていないのである
君主たる者は、大臣の言説を退け、左右の近臣の訴えかけに背を向け、みずから正しい説を選び出す、というのでなければ、法術の士はどうして死の危険を犯して君主に進言などできようか
民は努力する人間が栄えるべきで、同じ人間がいつまでも賤しい地位にあるのは良くない
墨子
交わってためになる友を近づけ、損になる友を遠ざけ、仮初にも己にへつらう者を友としてはならない
渋沢栄一
身体はたとい衰弱するとしても、常に学問を進めて時代に遅れぬ人であったならば、いつまでも精神に老衰ということはなかろうと思う
下らぬ連中が非難しても、優れた人は意に介さない
デモクリトス