言葉が現実をつくっていく、最強のテクノロジーになるとさえ考えています。スマートフォンをはじめとする携帯端末が全世界に普及して、人々が「個」でつながりました。いままでとはまったく違った時代になるでしょうね。このように、新しいものをつくり出していく時代においては、実は言葉がとても重要な役割を果たすようになります
神田昌典
我々は世界一を目標にしていま すが、社員にも何かで一番になれと言っています。エリアで一番、日本で一番、世界で一番。少しずつ一番を増やしていけば、世界一だって達成できるはずです。我々はまず国内をしっかり押さえ、その次に欧米、アジアへと展開していきたいと考えています
似鳥昭雄
日本の持つ良さ、日本企業の良さ、日本製品の良さを、海外の人たちに受け入れてもらえるよう努力したい。今は政府の産業競争力会議の仕事もしているが、政治とビジネスは別物だと強く感じる。語弊があるかもしれないが、政治は票を集め、ビジネスは銭を集める。もっと政治の世界にリアルビジネス出身者がいるべきだと感じる。だからこそ、ビジネスと政治をつなぐ会議の場を作っていくべきだ
新浪剛史
これだけ成熟した市場になれば、もっと「サービスを通じてモノを売る」ということを考える必要があります。誤解されがちですが、サービス業はモノを売っているんです。介護とか医療とか、サービスそのものの付加価値だけじゃありません。介護だって施設を作るなら専用の器具がいるし、運営には介護用品がいるし、食品だって必要です。自動車にしたって、現場には販売する人もメンテナンスする人もいます。サービスの競争力を高められれば、それを入り口にモノを売って、収益力も確保することが可能です
過去にとらわれていても、取り戻すことはできません。いまの時代を有効に活用するのなら、未来をどう生きたいのかに心をフォーカスしてみましょう。いまの自分を認めること、未来への種をまくこと。まいた種は、大事に育てれば、花を咲かすことができます
船井幸雄
私たちの哲学は非常に明確で、長期的な視点に立っています。長年にわたって継続的にコスト構造を改革してきました。コスト構造の改革で、節約した お金を、商品を低価格にするということで顧客に還元してきました。こうしたことは、短期的には一部の投資家の不興を買うかもしれませんが、顧客にとって正 しいことなのです。長期的に見れば、顧客の利益と株主の利益は必ず一致するはずなのですから
ジェフ・ベゾス
人間は生まれた時から一人で生まれ、死ぬ時も一人で死んでゆきます。孤独は人間の本性なのです。だからこそ、人は他の人を求め、愛し、肌であたため合いたいのです
瀬戸内寂聴
ビジネスのアイデアが生まれるのは、外部の人とコミュニケーションをしているときだけです。一人で考えていても、アイデアなんて生まれてきません。自分とは職業も年齢も経歴もまったく異 なる人と会話をするなかで、自分の価値観とのギャップが生まれる。そこにアイデアのヒントが隠されているのです
家入一真
本を読んで得たことを人に語るという行為も重要です。人に語るためには自分自身が思考を整理しなくてはならないからです。そして、自分の意見に対する他の人の意見を聞くことで、その思考はさらに深まっていくのです。そして、こうした積み重ねによって、自分独自の視点が醸成され、イノベーティブなアイデアや知識を生み出せるようになるのです
日本のアナログ時代に成長したメーカーは規模が大きすぎて、今 のインターネット時代に合っていません。多くの企業は今の半分程度の従業員でやっていけると思います。必要な業務はアウトソーシングすればいいんです。そうした企業の体制も、今後は思い切ってスリム化していくべきです
出井伸之
僕たちの世代は欧米への憧れがあって、今までは“欧米みたいなもの”を作りがちでした。ですから、なかなか成果は上がりません。その一方で、畳や障子の技術が評価されたり、日本アニメが評価されたりしています
秋元康
僕の仕事は、いろいろな方と交流を深めて、そこからビジネスが発展するケースが多いんです 。海外セレブのプロモーション・モデルへの起用も、様々なお付き合いを通じて実現したことです。それに夜、プライベートでいろいろな方とお話しすることで、知恵や情報が自分の引き出しとして増えていくというメリットもあります。その意味でも、仕事が終わってからの時間は大切ですね
寺田和正
40歳のころ、仏教用語の“有恒(ゆうこう)”、そしてまた“無常”と出会いました。無常とは、万物は流転するということですね。それに対して有恒は『ただ、有り続ける』ということです。一見すると両者は相反するようにも見えるでしょ!? でもね、実は同じことなのです。変化の激しい中で『ただ、有り続ける』ためには、その内部では絶え間ない変化が必要だという意味が込められているんです
河原成美
いま高齢世代は比較的元気です。それは政治を動かすのも、経済的利益を享受するのも高齢世代だからです。一方で、若年世代の元気が失われているように感じます。それは日本の将来への道筋が示されていないからでしょう
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