山崎豊子の名言集
小説ほど面白いものはないですね。人間ドラマですものね
山崎豊子
カネ、カネ、モノ、モノといって、日本はいま精神的不毛地帯になりつつあることを警告したい
学生のころからキリマンジャロを見ながら死にたいというロマンチックな気持ちを持っていた私は、自分の気持ちをなんとか動かさなければとアフリカへ行くことにしたのです。私は未知の国に行くと きは、時間をムダにしないように、その国をよく知っている人を探すことにしています
骨の折れるしんどい仕事をしていると、作者にしか味わえない楽しみをそっと忍ばせてみたくなるのです
いちばん小説づくりで苦しむのは主人公ですね。主人公の性格即小説だといってもいい
私は主人公の名前に凝る癖があります。名前だけで、読者に主人公のイメージを鮮明に定着させたいと思うからです
(「運命の人」について)私はこ の物語を悲劇として描きました。この悲劇をもたらした国家権力の欺瞞に対する、強い怒りをこめたつもりです
私はなんとなく沖縄が祖国復帰して万々歳、様々な問題は片付いたような気になっていたのですが、実際にこの目で見た沖縄の実情は違いました