ブランドとは、いかに熱狂的なファンが多いかどうかを示すもの。それだけシンプル。芸術的なロゴやトレードマークは本質的には必要ではない。小さな会社がブランドをつくるには、ファンつくりをすればいいんだ
神田昌典
経営者が社員を取り換えが効く歯車のように扱えば、社員も同じような姿勢で経営者に対することになる。社員は歯車ではない。彼らは人間であり、皆自分に価値があることを実感したいし、自分や家族の必要を満たすための収入も得たいのだ。結局のところ、社員のひたむきな献身がなければ、スターバックスは繁栄することも顧客の心をとらえることもできない
ハワードシュルツ
適正な競争を促すための仕組みを用意するのは政府の役割ですが、実行は各企業に任されているということだけは忘れてはならない。政府はチャンスを与えるだけ。それをどのように活用するかは、民に委ねられています。今、リスクを取って実行しようとしていないのは、民なんです。いくら「政府が、政府が」と言っても、根っこはやっぱり、僕たち企業が経済は支えなきゃいけないんですよ
新浪剛史
やはり成功体験というのはある。しかし、それではダメ だということをトップから絶えず発信し、新しいことに挑戦していくのが非常に大事なこと。新しいことにチャレンジするのも、自分達が『こうありたい』という夢なくしてできない。社会に驚きや感動を与えるという情熱なくして、新しい事業は出来ない。勝ち負けでいうと負けの方が断然多いが、それを乗り越えて、苦しい時を乗り越えてやるのが重要
児玉和
男性の考え方はデジタルなんです。品質が良く、会社の信頼があれば良いという1+1=2の論理。でも女性は心地よさや、ブランドの世界観、値ごろ感など様々なプラスαを求めます。物を売るのが難しい時代、そんなアナログの感性の中に答えがあると思います
今日本で一番必要なのは『風見鶏』だと思う。『風見鶏』は足はちゃんと固定している。体は自由です。だから風の方向が分かる。風の方向が分からないで船を進めることはできない
中曽根康弘
すべてはお客様のために。もしこのコンセプトをビジネスの中で100%実現することができたら、そのビジネスは100%成功するだろう。誰もがそれを知っているはずなのだが、あまりにも当然すぎて、しばしば忘れられてしまうコンセプトでもある。それがただの掛け声になっている企業はあまりにも多い
三木谷浩史