道理に反し、法律を曲げ、自分の栄賞を求め、批判から逃れようとするなどの卑劣な心があってはならない
川路利良
低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮することを考えないのである
黒田官兵衛
一時の感情に制せられず、冷ややかな頭をもって国家の利害を考え、群議を排して自分の信ずるところを行うというには、必ず胸中に余裕がなくてはできないものだ
勝海舟
不正、悪に屈してはならない
樋口季一郎
上司に失態があれば自分の補助が足りなかったと考え、外に向かって自分に応じ、内に向かって自分を責めなければならない
事実に際して動揺し、自分の名声にばかりとらわれることがあってはならない
国民がどんなに道理に悖ることをしても、道理をもって説得し、懇切丁寧でなければならない
卑しい心を捨て去り、本来の良心を取り戻し、職務に励み、国家を文明開化に導くことを歓びとしなければならない
君主を卑しくさせ国を危うくする者もまた、必ず 仁義と智恵を用いて行う、ということを分かっていないのである
韓非子
国家社会をも利益するということなら、余は断然自己を捨てて、道理のあるところに従うつもりである
渋沢栄一
人間、自分の苦労に正比例して価値判断をしてはならない
黒澤明
他人を超えるには、自分独自のやり方、考え方を実行しなければならない
小出義雄
志を立てるためには人と異なることを恐れてはならない、世俗の意見に惑わされてもいけない
吉田松陰
道を志した者が不幸や罪になることを恐れ、将来につけを残すようなことを黙ってただ受け入れるなどは、君子の学問を学ぶ者がすることではない
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