私情をもって部下を手なずけ、その勧心を買い、党派を作り、やたらに自分の立身出世を図ろうとする者がいる。
川路利良
低い身分から次第に立身出世し、高い身分になった場合でさえ、無道であれば、その時々の勢いにまかせて、身分の低い時代の難儀や不自由を忘れ、先々困窮す ることを考えないのである
黒田官兵衛
一時の感情に制せられず、冷ややかな頭をもって国家の利害を考え、群議を排して自分の信ずるところを行うというには、必ず胸中に余裕がなくてはできないものだ
勝海舟
自分がそれだけの価値がないのに、むやみに不相応な昇進を望むことは、好んで自分の名誉を汚すようなものである
生業がなく、働かないで生活している者は、必ずや、ある程度は善良な国民の権利を侵害している者である
道理に反し、法律を曲げ、自分の栄賞を求め、批判から逃れようとするなどの卑劣な心があってはならない
最近の役人の中には、自分の職務を二の次、三の次にして、いつも高位高官の家に出入りし、諸官庁の役人と交際し、巧みに自分の利益を図ることを務めとする、
もし深く交われば、かえって人々から侮りを受けるようになり、警察権を汚すという弊害を招くだろう
非常識な振る舞いをし、外国の諸候に無礼なことをしていると、我が身を滅ぼすことになる
韓非子
それを怠って、巨下の為すべきことまで手を出そうというのでは、眠くなるのも当然ではないか
軍を出すのに将軍の権力がはなはだ重く、辺境の地の守備長官の地位がはなはだ高く、彼らが専制して命令を思い通りに下し、許可を得ず直接事を為すことができるようでは、亡びる
不足している者からさらにモノをとり、その分を有り余る者に重ねるようなやり方をすれば国は亡びる
墨子
為政者たる者は人民を幸福にすることを以て、政治の目的とすべきであるのに、人民の用を奪い、人民の利を廃して戦争を起こす者が多い
他人を支配することで自分の自由を手に入れようとする者は、いずれは屈辱的な失敗をする運命にあった
ネルソン・マンデラ
学問ばかりやっているのは、腐れ儒者であり、もしくは専門馬鹿、または役立たずの物知りに過ぎず、おのれを天下に役立てようとする者は、よろしく風の荒い世間に出て、なまの現実を見なければならない
吉田松陰
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