僕が映画の業界に入り始めた頃、お金が儲からなくて当たり前だったのに、そのうち、低予算の自主作品でも、少しでも観客動員を増やさなくては、と思っている野心的な連中も増えてきた。その中で僕はインディーズの助監督をずっとやっていたんだけど、どこかで、インディーズがメジャーをひっくり返さなくてはいけないという意識でやって来た
行定勲
ロックンロールが大好きでバンドとかをやっていく上でどうしても失っていくものが、もしあるとしたらそんなものに未練を感じない方がいいよって僕は思うな。なぜならばものすごいみんなが気づかなかったような最後の価値観がロックンロールの中にはあるんだから
甲本ヒロト
よく、自分が以前に働いていた時の客をとっては悪いな、などと言う人がいますが、僕は商売とはそんなもんじゃない、と思っています。自分が生きるか死ぬか、という時にそんな「きれい事」を言ってたんじゃ、生きのびてはいけない
道場六三郎
自分的には昔から波に乗ってきたっていう気は一切ないんですよね。波を作ってきたとまで言っちゃうとちょっと言い過ぎかとも思うんですけど、どっちかと言うとそっちに近いと思うんで
YOSHIKI
僕は子供の頃に「大人になったらいろんなコツがわかって、もう悩むことなんてないんだろうな」と思っていた。でも自分が大人になると全くそんなことはないし、初めて体験することも多く戸惑ってばかりです
馬場俊英
ここ3年くらい、とにかく自分を分析深掘りして、新しい価値観に触れるために人に会いに行って、新しいことをやってみた。骨のいる作業だけど、これをやり続けたことで、本当に自分が幸せに感じていて、喜びに感じていることは何か、自分が大切にしている価値観は何か?に、気づくことができました
永里優季
何も分かってない人はお金稼ぎをしてると思ってるみたいやけど、サッカークラブ経営でお金稼ぐなんてほぼ無理やから。だから経営としてのリスクはあるけど、そんなことよりももっと大きな夢があるのよ
本田圭佑
僕自身が結婚したくない理由は、劇中で星野守が言ってることと全く一緒。料理もできちゃうし、自分の趣味を邪魔されることもないし、やっぱり誰かと生活を共にするなんて無理だな~って
草彅剛
よく「被災地にも笑いを」なんて言うヤツがいるけれど、今まさに苦しみの渦中にある人を笑いで励まそうなんてのは、戯れ言でしかない。しっかりメシが食えて、安らかに眠れる場所があって、人間は初めて心から笑えるんだ。悲しいけど、目の前に死がチラついてる時には、芸術や演芸なんてのはどうだっていいんだよ
ビートたけし
(ある人が自宅の庭木の手入れは植木屋に頼んでいると言ったことに対する発言)じゃあ経団連をやめて暇になるから、僕が行くよ。僕のほかにも会社を辞めて植木屋のアルバイトをやっている人がいるから、2、3人連れて行く
土光敏夫
芸能界は整形でも人造人間でもなんでもいいと思うのよ。あのコは整形してたからもう嫌いって、アイドルとつきあえるわけないのに何言ってんだって話よ
マツコ・デラックス
「この人はすごく努力してるな」って思ってもそれが報われない、あるいは「すごく才能があるな」と思っても花開かないタレントさんを僕はたくさん見てきたんですね。だからそういう人たちを見ていると本当に才能とか努力とか汗だけじゃなくて、なにか大きな運が動いているような気持ちになるんですよ
秋元康
結局ニューヨークには1年半くらいいたんですが、1年くらい過ぎてだんだん望郷の念もあったりして、「俺は何やってるんだろう」と思ったんですね。僕は31丁目にあるコンドミニアムに住んでいたんですが、その部屋の下にイーストリバーが流れていて、それを眺めながら「この川をずっといくと海に繋がって、その海は日本に繋がってるんだろうな」とか、ぼんやり考えていたんですよ
いかりやさんには「ドリフターズのメンバーを見ていて、ゲラゲラ笑ってんじゃないよ」とよく怒られていました。僕としてはメンバーと一緒にいて、面白いから笑っているのだけれども「自分たちは笑わしている立場なのに、おまえはここにいない、外にいる、おまえの気持ちは客席にある」とよく言われました
高木ブー
若い時は「俺も何日間か働けなかったらああ(ホームレスに)なる」って思うわけですよ。アパート代がいつか払えなくなったら、追い出されたら…って考えてた
福本伸行
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