わたしは出身が幼児漫画ですから、徹底的に「セリフは簡潔でわかりやすく」と仕込まれたんです。大人向けに描いている時でも、ついわかりやすく底の底まで手の内をさらしちゃう
藤子・F・不二雄
人に対して単純なモデル化で経営をするのはまちがっていますよね。「あなたはそんなに単純にモデル化されたいか」と説教したくなります(笑)
岩田聡
宮崎駿さんの『ルパン三世 カリオストロの城』とかを観て。意外と勝新太郎さんの監督作と宮崎駿さんの作品ってよく似てるんですよ。『紅の豚』なんて『座頭市』にしか見えない(笑)
岩井俊二
「全部自分でやる」という制約があったほうが面白いじゃないですか。スポーツだって、ルールがあるからこそ工夫が生まれて、そこで技が磨かれていくわけで
馬場俊英
物語を手がかりにして、「横道」にそれていくということをやりました。「横道」にそれていくことが、子どもにとっては面白いのです
橋本武
わたしの書くドラマは「飯食いドラマ」と言われます。食事のときくらい、家族集まって会話をしたいですから
橋田壽賀子
その時代、時代に書かなければいけないテーマが出てくる。そうしたテーマを、(渡鬼の)あの家族に託して書いているんです
普通の10代の子っていうのは、精神状態にすごく左右されるんだなってことがわかりましたね。それに自己主張がなくて言われるとおりにやる子が多いので、その子らしさを引き出すのが非常に難しいです
村主章枝
子ども向けに作っていたのかなと思うでしょ?そうじゃないです。子ども向けに作ったら、子どもに馬鹿にされます。大人向けに作って、大人にウケれば、子どもにもウケる
加藤茶
美と女らしさは年齢と関係がないものだし、作ろうとして作れるものではないと思うの。そして、魅力は、こんなことを言うと、その専門の人たちは困るでしょうけれど、人為的に作りだせるようなものではないと思うの
マリリンモンロー
節操なんつうのはない方がいいですよ。 節操を持ってるとね、やっぱ心が自由にならないからね
タモリ
若い人は実感ないでしょうけど、体の変化っておもしろいなぁと思うんです。たとえば、毛の問題があるでしょう?「神様はまんべんなく、白髪を作りたもうたな」と
阿川佐和子
落語っていうのはストーリーの面白さではないんですね。ナンセンスで非常識なキャラクターだとか、出てくる人間の面白さ
立川志らく
僕らの世界は先輩、後輩いう大部屋社会が残るでしょ。せやから自然と敬語が身についた部分あるんです。後輩で先輩に対する言葉使いの悪い奴がいてると、ものすごく気になる
明石家さんま
いちばん小説づくりで苦しむのは主人公ですね。主人公の性格即小説だといってもいい
山崎豊子
取材で得た事実を羅列しただけでは小説にはなりません。テーマをどう構成し、人間ドラマを形作って行くか、考えに考え抜き、ディテールにもこだわります。そうしてこそ作品に厚みが出て、真実というものが表現できるのではないでしょうか
絵を描く場合に平面の参考資料は必要だけれど、それだけではリアルなものは描けない。私は絵を見れば、その作家が裏側も知って描いているかどうかわかるんです
松本零士
国の内外を問わず、私の作品を愛するあまり、その続編だとかを、私のキャラクターを使って展開して、私の世界を引き継ぎたいという熱心な方も時折います。しかし私はマンガ家協会の著作権部長もやってますから、個々の作品にオーケーを出すかどうかは、実際に作品を見てみないと、なんとも言えません
僕は、話に困ったとき、「大きなことは描けない。小さいことを描こう」と思うようにしてます
福本伸行
閲覧履歴
なし