敵が弱いように、敵が衰えるようにと思うのは、皆、愚痴もはなはだしい。自分に勢いがあれば、どうして敵の勢いを恐れようか。自分が強ければ、どうして敵の強さを恐れようか
吉田松陰
私一人の注意では、多くの家来たちに届くまいから、見のがすことも多いだろう。よくないことがあったなら、遠慮なく早く知らせてほしい
黒田官兵衛
ひたすら諸人から恐れられるようにするのが威だと心得て、威丈高になる必要もないのに目をいからせ、言葉を荒々しくして、人の諌めも 聞かず、非があってもごまかすから、家老もだんだん諫言を言わなくなり、身を引くようになってしまう。このように高慢で、人をないがしろにするから、万民は疎み、家を失い滅んでしまうから、よく心得るべきである
とにかくいうべきことはハッキリといっておく必要がある。無益か有益かはやってみなければわからないが、いうべきことはいわねばならぬ
開高健
島国の人間は、どこも同じことで、とにかくその日のことよりほかは目につかなくって、五年十年さきはまるで暗やみ同様だ。それもひっきょう、度量が狭くって、思慮に余裕がないからのことだよ
勝海舟
自分のしたいことより、嫌なことを先にせよ。この心構えさえあれば、道の途中で挫折したり、身を滅ぼしたりするようなことはないはずだ
武田信玄
妻が陽気でなければ、夫は十分な働きはできませぬ。夫に小言をいうときでも、陰気な口からいえば、夫はもう心が萎え、男としての気追い込みを失います
司馬遼太郎
第一流の人物というのは、少々、馬鹿にみえる。少々どころか、凡人の眼からみれば大馬鹿の間ぬけにみえるときがある。そのくせ、接する者になにか強い印象をのこす
成功は多くの人を敵に回すわ。そうじゃなければいいのにって思うわ。周囲の人々の目に嫉妬もなく、成功を楽しむことができたらすばらしいのに
マリリンモンロー
私は運命の喉首を締め上げてやるのだ。決して運命に圧倒されないぞ!この人生を千倍も生きたなら、どんなに素敵だろう
ベートーベン
どんなに勉強し勤勉であっても、上手くいかないこともある。これは機がまだ熟していないからであるから、ますます自らを鼓舞して耐えなければならない
渋沢栄一
不平を起こすぐらいならサラリーマンたる己れを廃業して独立するがよい。独立してやれば成敗いずれにせよ何事も自分の力量一杯であるから不平も起こらぬだろう。けれども、この独立ができないならば不平は言わないことだ
高橋是清
あなたが遠慮しても世界の役には立たないのだ。まわりの人が気後れしないようにと、あなたが身を縮めることは何の美徳でもない
ネルソン・マンデラ
確かに部下が大きなミスをしたり、だらしなかったりすることはいくらでもある。しかし、私はそういうとき、怒るよりも先に「俺は彼の良さを引き出しているだろうか」と自問自答してみる。怒るよりも、彼が次にいい仕事をするために私が考えるべきことはいくらでもある
テリー伊藤
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