実は私は、動物ものとか少女マンガとか、ファンタジックなものもいっぱい書いてる。『銀の谷のマリア』だとか『火の森のコーシカ』だとか。コーシカというのはロシア語でネコですが、実は日本橋にあるお店の名前で、店主のロシア人のおばさんに、コーシカって何なのと、意味を教えてもらいました
松本零士
よくマンネリと言われたけど、僕は笑いにはマンネリは絶対に必要だと思う。お客さんにすれば、「たぶんこうするよ、ほ らやった」と自分も一緒になって喜ぶ笑いと、「意表を突かれた、そう来たか」とびっくりする笑いの2種類あると思う。全部意表を突かれてしまうと、お客さんも見ていて疲れてしまうだろう
志村けん
どうやったら店まで客に来てもらうかを真剣に考えました。まず店の男性に着物を着せ、角帯をしめさせました。そして彼らに、銀座のクラブのママ、評判の良いホステスの名前と誕生日を調べさせて、誕生日には必ず店に、うちの男性が花束を持っていったのです
道場六三郎
上司が「あの件はどうなっているか」と質問すれば、部下は必ず、「何月何日までに値段はいくらで、こういう状態で入荷します」と答えなければいけません。なぜなら、それが人を成長させる唯一の道だと思うからです。だから、うちの役員・社員はどこへ行っても数字や論理で表現しなければなりません
似鳥昭雄
教科書より講談本のほうがよっぽど面白かった。ただ、聞いているだけではだんだん物足りなくなって、自分でも読みたくなる。そこで、母親に『本、買うて』とねだると、母にしてみれば講談本でも何でも子供が“本”を読んでくれるのが嬉しいものだから、すぐに買ってくれました。塙団右衛門直之なんていう名前も覚えていますよ
橋本武
美人っていうのはね、生まれつき美しいだけなのよ(笑)。でも、私はねグロテスクでも極めちゃっているから、極めつくしたその極めた美しさというのが本当の美しさじゃないかな?
吉川幸枝
四十代の終わりに、日本にいったことがあるのよ。友人の息子が、奈良で英語を教えており、その友人から、「息子に会いにいきたいのだけれど、一人では行きたくないので、一緒に行こう」と誘われたのです。日本の小さな普通の家に滞在しました。楽しかったわ。食べ物も、深いお風呂も気にいりました。奈良は良い所だと、そして日本は美しい国だと思いました。木々や庭園、神社やお寺、その他の風景を、今も思い出します
ターシャ・テューダー
農家の皆さんが自分たちの価値に気づいていないところはありますね。ローソンは出資する農業生産法人の運営で、農家の皆さんとのお付き合いが増えました。そのなかで、うちの社員が地元の浅漬けを食べさせてもらう機会があった。これがびっくりするほど美味しいんです。担当者が「どうしてこんなに美味しいものを売らないんですか?」と聞くと、「こんなもん、売れるわけないでしょ」という答えが返ってきたそうです。いまでは「胡瓜と白菜の浅漬」という人気商品です
新浪剛史
悪口や批判を耳にすると、思わず同じことをしてしまった経験はありませんか? 自分の気持ちや行動は鏡に映すように返ってくるのです。ほめられたら、ほめかえしたいし、笑顔をかけられると、笑みがこぼれます。相手を思う心が自分を癒し、育み、成長させてくれます
船井幸雄
(会社や社長の悪口を言う悪口会議を行なったが)結構すごい悪口来るのかなって思ってたんですけどあんまりすごいのが来なくてただ現場で作業代が欲しいとか窓が割れてるから直してもらいたいとかそういったものが出てきたんですね。で、それをすぐに対応していったんですね。そしたら、やはりすぐやってくれるっていうのがお互いの信頼関係を強くすることに繋がりまして悪口から始まったんですけども信頼関係を築くのに非常に役に立った
諏訪貴子
正直なところ、両方できないんだよ(笑)。ものすごーく微妙なところに2人ともいるんだよね。それでずーっと今まで来ちゃったから、今さら俺がボケで憲武がツッコミでとか条件つけてできなくなっちゃった
石橋貴明
ぼくは楽しみ以外で生きてないつもりなんです。こういう取材もおもしろいと思ってやってるわけでしょ。ぼくらがロボットを作る理由は人っておもしろいなあと思って、人らしいもの生き物らしいもの作りたいなあって思ってやってる
石黒浩
でもぼくの行く店は大体つぶれるんです。だいたいぼくが行くところって人っけが少なくて料理はうまいけど経営者が気難しいとか、そういうところと妙に気が合うので。行ってるうちにだんだん客がいなくなり、やっぱりつぶれたか……と
日本人が海外で働く場合もローカル化してもらう。たとえばニューヨークに行く人には「ニューヨーカーになれ」とよく言うんです。外国人の経営者と対等に話ができて、その人達を使わないといけないので、日本人とつるんでいるようではどうしようもない
柳井正
時代を感じ取る力は雑誌、テレビ、映画など、身の周りのあらゆることで訓練できます。たとえば、雑誌に新商品のアイスクリームの広告が載っているとします。この広告はどの層を狙っているのか、このプロモーションモデルを起用した戦略はうまくいくのか、この広告でこのアイスクリームは売れるのかを、自分なりに考えてみるんです。自分の予想どおりの結果になれば、自分の感性は正しかったということになる。このような仮説と検証を日々繰り返して、感じる力を鍛えていきます
寺田和正
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