盛衰を以て、人の善悪は沙汰されぬ事なり
山本常朝
天下のこと万変といえども、吾がこれに応ずるゆえんは、喜怒哀楽の四者を出でず
王陽明
分別過ぐれば、大事の合戦は成し難し
黒田官兵衛
天下の事は宗盛に任せ、異論あるべからず
平清盛
安利はこれに就き、危害はこれを去る、これ人の情なり
韓非子
必ず金銀にて人を使はんと思はるるは、人心の離るる本なり
大谷吉継
武士道に於（おい）ては死狂ひなり
毎朝、毎夕、改めては死ぬ死ぬと、常往死身に成っているときは、武道に自由を得、一生落度なく、家職を仕果すべきなり
始末に困る人ならでは、艱難をともにして国家の大業は成し得られぬなり
西郷隆盛
事大小となく、正道を踏み至誠を推し、一事の詐謀を用うべからず
治まれる時乱を忘れざる、これ兵法なり
柳生宗矩
義を見てせざるは、勇無きなり
孔子
義（ぎ）を見（み）て為（な）さざるは、勇（ゆう）なきなり
天下のことをなすは、天下有志の士と志を通ずるにあらざれば得ず
吉田松陰
至誠にして動かざる者は未だこれ有らざるなり
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