僕はもうかれこれ30年も小説を書いてきたことになりますけど、ホントにまだ発展途上だと思っています。だから、他人のことをとやかく言えるような余裕はまったくないんです。目の前にある、いま、自分が書いている小説のことだけで精一杯ですから
村上春樹
僕は「エレファントマン」の話は大好きだ。自分自身と重なる部分があって、共感するので、涙が出るけれど、骨を欲しがったことなんて無いよ。骨なんて何処に置くつもりだっていうの? 僕がどうして骨が欲しいって
マイケルジャクソン
親孝行をする子が増えましたね。10年前の印象と違います。ひと頃、親子の関係が悪かったと思うのですが、今はいいですね
橋田壽賀子
『影武者』は、とても印象に残ったリアルな怖い映画でした。それで、最後にエンドロールが出てきた時、すごくたくさんの人たちの名前が上がっていて。映画1本に、こんなに多くの人が関わっているのであれば、いつか俺もこのなかの誰かになれるのかもしれないと思ったんです
行定勲
僕自身も、狂言師の宿命を背負って生きることに負の意識を抱くこともありました。宿命を力に変える部分で、杉の市と類似するものを感じます。私ももう立派な中高年ですが、杉の市の享年28の人生を生きてみて、己の生き方についても考えさせられましたね
野村萬斎
いま、企業で働く中高年には、夢をなくしていた頃の私とだぶる人が多いような気がします。会社の業績もいまいちで、何とはなくしょぼくれている。年齢的にも「もう限界」と挑戦を諦めているのではないでしょうか。でも、私がそうだったように、50歳、60歳からでも相当のことができるんです
三浦雄一郎
悩むことが楽しいんですよ。悩まないのはゴキブリですから。研究ではやりたいことがありすぎて、どれをやるかは多少悩みますけど
石黒浩
一日に一回は鏡を見る方がいいです。できればにっこりと笑ってみて下さい。心にわだかまりがない時は、表情がいきいきしているはずですよ
瀬戸内寂聴
結婚すれば苦労もする、嫌な思いもする。夫婦や親子という人間関係に深く踏み込んでいかなければならなくなる。それは人間が成熟するのに必要なことなんじゃないかって、ある時期まで思っていました。でも今はね、無理にしなくてもいいんじゃないかって
樹木希林
私はその人の根本となる部分が最も重要だと思っています。表面的な部分は色々な経験を経て変えていくことができますが、根本的な部分はなかなか変えられないですからね。ラグビーで言うと、根本の性質として「逃げない」ということが必要です
清宮克幸
頭の半分では起業への思いはありましたが、会社員になったからには社長を目指そうと思い込んで仕事していました。それが当然でしょう? だから、すぐ上の先輩社員はライバルと思って仲良くしませんでしたね。また、会社の悪口をいう人もたくさんいて、相当ケンカもしました
寺田和正
僕は社員さんに伝えるための、自分の言葉を探し始めました。しかし、それは決して簡単な作業ではありませんでした。最初の書籍をつくる時、ぼくは自分がいかに中身の薄っぺらな人間かを思い知らされることになりました
河原成美
米国には定年はないですからね。だから、「行けるまで」やります。研究は、今はもう学生や会社の若い人に任せています。私の役割は方向性を決めることです
中村修二
これを言うと誤解されるんですけど、やはり仕事の対価は報酬だと思います。野球選手もいい成績を挙げれば報酬が上がるでしょう。サラリーマンだって、いい仕事をして成績を上げれば、相応の報酬を受けるべきです。日本の技術者は優秀なんですから
僕の人生はそれほど長くないだろう。だから僕は一つのことしか目に入らない無知な人となって仕事をするつもりだ。ここ数年のうちに何がしかの仕事をやり遂げてみせる
ゴッホ
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