すばらしい本を読んだ時、誰かに伝えたいと思う。他者に語ることで感動をさらに確かなものにしようとする。そういう誰かと出会える場が、身近に一つでも多くあるような社会こそ、文化的に豊かだと言える気がする
村上春樹
会社員を取り巻く環境はここ数年、確かに厳しいと思います。でも僕は、若い人にはあえて10年くらい棒に振ってもいいんじゃないかと言いたい。もちろん、僕のように生きるのがいいというつもりはもちろんないけれど、地を這うようにもがいている間に、人に譲れないものをひとつでも見つ けられたら、それは大きな財産になります
堤幸彦
別れるというものがどんなに大切なものであるか。人間というのは、「別れということほど悲しいことはない」というけれども、別れがなければ人生は深まらない、と思っています
石川洋
どんな人にも、自分でなければできないことがあります。しかも、長所や得 手としていることで、自分のため、世のため人のためになることがたくさんあるはずなのです
船井幸雄
いずれ社会は、人々が望むような、楽しくて、やさしいものになるはずです。人のためにならないこと、嫌なことを無理に押し通して、慌てて勝ち組に残ろうなどとする必要はなく、これからの時代に求められる人材や企業になることが結果的にはいいのです
分かち合うと嬉しさは倍になり、悲しさは半分になります。助け合うと、何倍もの「幸せ」が生み出されるようです。われわれは、一人だけで生きているのではありませんから、ぜひ、分かち合い、助け合おうではありませんか
これが出来たら死んでもいいと思っていますから。死んでもいいというのは自分の限界を知りたいということなんです。そういう執念や勇気みたいなものを持てるか持てないかが、人の実行力に差をつけるのではないでしょうか
三浦雄一郎
「精神の安定」は、そう難しいことではない。自分の心を不安定にさせる全てのことは、今ではないかもしれないが、いつかは終わることなのだと強く思うこと
小池一夫
仕事をするというのは生涯かけて自分の可能性を探していくことです。こういう職業なら食いはぐれがないとか、体裁がいいとか、親や先生が勧めるからとかではなく、可能性は自分自身で探すのです
安藤忠雄
人間にとって本当に幸せは、光の下にいることではないと思う。その光を遠く見据えて、それに向かって懸命に走っている、無我夢中の時間の中にこそ、人生の充実があると思う
苦しみや辛さこそが生きている証ではないでしょうか。今、自分がすべきことは何なのかを正確に受け入れ、それを補う努力をしていくしかないと思っています
松井秀喜
自由に生きるとは、心のこだわりをなくすことです。自分の心を見つめて、ひとつでもふたつでも、そこに凝り固まっているこだわりをほぐしていくことが大切です
瀬戸内寂聴
全てが偶然だけなら、サッカーに監督は必要ない。だが、偶然についてもいろいろ哲学することできる。どんな偶然も、自分たちがサポートすることによって、幸運を自分たちのほうに引っ張ることができる
オシム
世の中には、自分と同じように色んなことを思っている人もいると感じることもあるだろうし、まったく関心を示さない人もいるってことが、肌で感じれると思う。世の中の情報を文字で感じるよりも、肌で感じるってことは痛みを伴うことなんだ
GACKT
自分の能力を発揮できない職場、必ずしも「自分はこの職場でなくては」という強い希望を持ってその職場を選択したとは限らぬのに、いつまでもそこに腰を据えていることは、社会全体の不利益にもなるだろう。自分の欲するところに就職する機会を多く持てるような環境を作ることこそ、人材開発の大前提なのである
盛田昭夫
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